~“守りの生成AI領域”で目指す、安全なデジタル社会の実現~
「安全なデジタル社会をつくり、日本を前進させ続ける。」をミッションと掲げる、株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、証券コード:3967、以下「エルテス」)は、生成AIの登場により変化しつつある事業環境に適応するべく、これまで培ったデジタルリスクマネジメントのノウハウを強みとして、新規事業「AIシールド構想」を推進することをご報告いたします。
■背景
AX(※1)市場の出現により、今後5~10年をかけてAI技術水準は更に高まり、それに伴う莫大な事業機会が創出されると想定しています。
実際に、2025年2月には、ソフトバンクグループ株式会社がOpenAI社とのパートナーシップを発表し、個々の企業のシステム、データ統合し、企業ごとにカスタマイズされた最先端AIの開発・販売に取り組むことを表明(※2)いたしました。
また、現在チャットボット的な使用に留まっている生成AIの活用が、今後は利用者が目標を与えると、AIが自律的に判断・行動して、人の作業を代行してくれるような、エージェント的活用へのシフトも見込まれています。こうした生成AI技術水準の高まりと、生成AI活用による事業機会の拡大に伴い、企業のコンプライアンスリスク管理の必要性はより重要視される事項になると予見しています。
■新規事業「AIシールド構想」の立案とその事業展開
これらの背景に基づき、この度事業戦略の再検討を行った結果として、エルテスの強みであるデジタルリスクマネジメントのノウハウを基盤とした新規事業「AIシールド構想」を立案、“守りの生成AI”のコンセプトにより今後益々需要の高まるであろうコンプライアンスリスク領域への市場参入を実施します。
“守りの生成AI”で国内No1のポジションを獲得すること、大手SIerと強靭な関係構築により、エンタープライズ企業の生成AI Agent導入時のコンプライアンスリスク予算の獲得を目指すことを視野に入れた事業を計画(概算として、一業界当たり50億円/年程度の売上規模を想定)(※3)しています。
<主な事業展開イメージ>
①既存のデジタルリスク事業領域の実績を活かした事業の展開
「生成AI AgentによるSaaSログ内部不正検知」サービスの提供開始
②新規のデジタル事業領域として、段階的な事業の展開
生成AIのリスクコンサル/研修
生成AI Agent開発受託・導入支援サービス
生成AI Agentのリスク管理プラットフォーム
また、上記の事業展開を軸として、M&Aと資本業務提携を駆使したリアル・サイバー事業領域への事業拡大を視野に入れた事業も計画しています。
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[エルテスグループ関連サイト]
デジタルリスク対策サービス一覧:
https://eltes-solution.jp/
採用情報 :
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公式オウンドメディア「エルテスの道」:
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