探索的データ分析ソフトウェアJMP、最新バージョン「JMP 12」を発表

~データアクセス、クレンジング、分析の改善により、データからの発見をさらに簡単に~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:ミカエル・ハグストロム(Mikael Hagstrom)、以下 SAS)は、探索的データ分析ソフトウェア「JMP(ジャンプ)」の最新バージョン「JMP 12」と、JMPにさらに高度な分析機能を追加した「JMP Pro 12」の販売を、2015年3月24日(米国東部夏時間)より開始すると発表しました。

米国C. Carlisle Margaret Tippit, William Collegeの統計学教授であるDick De Veaux氏は「JMPには驚かされるばかりです。新バージョンのたびに新しいモデリング手法やツールが追加され、データ分析者としての業務を楽にしてくれています。JMP 12もまた例外ではありません」と述べています。

SAS Institute Inc.の共同設立者兼上級副社長でありJMPの開発者でもあるジョン・ソール(John Sall)は、「データ分析者は、多くの時間をデータの前処理に費やしています。この最新リリースではその作業がより簡単になり、時間も短縮されるでしょう」と語っています。ソールは、ベルギー、ブリュッセルで3月24日(現地時間)に開催された「Discovery Summit Europe」において「JMP 12」を発表しました。ソールの講演「Addressing the Challenges of Data Variety」は、3月26日以降、JMPのWebサイトにて視聴できます。

【JMP 12の主な新機能】
・クエリーの繰り返し実行と共有をプログラミングなしで可能にするクエリービルダー
・データのクレンジングをより効率的に行なうためのユーティリティやオプション
・モデルの作成や比較をドラッグ&ドロップで実現するビジュアルモデルビルダー
・JSLに追加されたコンテナにより、1つのグラフで選択をして別のグラフのデータをフィルタリングできる選択フィルタ
・レポートやグラフをMicrosoft PowerPointへ直接エクスポートでき、プレゼンテーションの作成がより簡単に
・バブルプロットとプロファイルで、インタラクティブHTMLへの出力が利用可能に
・破壊劣化、工程能力分析、多重対応分析(MCA)の各分析プラットフォーム、また選択モデルに多選択プロファイルと確率プロファイルの追加

【JMP Pro 12の主な新機能】
・被覆配列プラットフォームが追加され、ソフトウェア、回路およびネットワーク設計においてコストと時間を最小化する実験を生成可能
・信頼性ブロック図の機能が拡張され、複数のコンポーネントから構成されるシステム全体の信頼性をインタラクティブに分析可能
・PLS判別分析(PLS-DA)により、PLS回帰でカテゴリカルの応答をあてはめることが可能
・一般化回帰や混合モデルにおいて、他の多くのモデリングプラットフォーム同様にパフォーマンスが向上

【ユーザーからの コメント】
米国アイオワ州立大学、統計学教授および特別教授(Distinguished Professor) William Q. Meeker博士は、次のように述べています。「JMP 12で追加された破壊劣化プラットフォームには、特に感銘を受けています。洗練されたインターフェイスで破壊劣化データ分析がはるかに簡単になり、劣化指標と寿命指標の両方で、有用な推定値が得られます」

【JMP 12 動作環境】
・Windows:
OS: 32 bitまたは 64 bit版※
  Windows Vista SP2(Home Basicエディションを除く)
  Windows 7 SP1 (スターターおよびHome Basicエディションを除く)
  Windows 8 および Windows 8.1 (RTエディションを除く)

  CPU: 32 bitシステム: x86プロセッサ
    64 bitシステム※: x64 プロセッサ

  RAM※※: 32 bit システム:1GB以上(推奨 2 GB)
      64 bitシステム※: 4GB以上推奨

  ドライブ領域 : 最低775MBの空き領域

・Macintosh:
OS: Mac OS X 10.7から10.10

RAM※※: 4GB以上推奨

ドライブ領域 : 最低600MBの空き領域


※ 64bit版のJMPおよびJMP Proを使用する場合は64bitシステムが必要です(64bit版のJMPは年間ライセンスでのみ提供、シングルユーザー・ライセンスのJMPは32bit版)
※※ JMPはメモリ上で分析処理を行うため、必要なメモリサイズは扱うデータ量に依存します

「JMP 12 新機能紹介セミナー」開催のご案内
・日時:4月15日(水)14:00 – 17:00 (開場13:30)
・会場:SAS Institute Japan本社(東京)
詳細はこちらをご覧ください:(http://www.jmp.com/ja_jp/events/conferences/2015-4-15.html )


<JMPについて>
JMPは、1989年に米国で販売が開始されて以来、主に企業の製品企画開発部門や品質管理部門、データ分析担当者や医師、大学および公共の教育、研究機関などにおいて統計学のリファレンス的ソフトウェアとして利用されてきました。
日本では1990年に販売が開始されて以来、主に製造業の品質管理やデータ分析を行う部門や、医師、大学および公共の教育、研究機関のユーザーに支持され、毎年2桁の伸びでユーザー数を増やしてきました。2001年以降、JMPの日本語版を市場に投入し、より多くの日本のユーザーに提供できるよう努めています。(http://www.jmp.com/japan/

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/jp
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。


*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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