株式会社医学書院 (所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)は、新刊書籍『胃がん検診のための胃X線検査マニュアル 2025改訂第3版』(編集:日本消化器がん検診学会胃X線検診のための撮影法マニュアル編集委員会)を2025年6月23日に刊行しました。
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質の高い胃X線検診の実践を目指すために
- 日本では、胃がん検診が半世紀以上にわたりバリウムを用いた間接X線撮影法を主なスクリーニング手段として用いられてきましたが、胃X線撮影法は必ずしも全国均一であるとは言えず、地域、施設、技師間の格差があることが指摘されていました。
- そこで検査の質をあげるための撮影法や機器の保守管理について標準的な方法を示すべく、日本消化器がん検診学会によってマニュアルが編纂されてきました。
- 改訂第3版となる本書は、最新2025年版のマニュアルです。
◆目次
- 第1部 胃がん検診のための胃X 線検査の撮影法と機器管理
Ⅰ 本マニュアルの位置づけと改訂のポイント
Ⅱ 胃X 線検査の基準撮影法
Ⅲ 胃X 線検診に使用する機器の管理
Ⅰ 胃X 線検査における医療被ばく線量管理
Ⅱ 胃X 線検査の偶発症
- 第3部 胃X 線検診の実施手順と精度管理~対策型胃がん検診を中心に~
Ⅰ 胃X 線検診の科学的根拠
Ⅱ 胃X 線検診の実際:対策型検診を中心に
Ⅲ 胃X 線画像の読影と検診結果の判定
Ⅳ 受診者への検診結果の通知と精密検査の実施
Ⅴ 胃X 線検診の事業評価(精度管理評価)
Ⅵ 参考資料:帳票の例
◆書誌情報
【株式会社医学書院について】
1944年の創業以来、「専門書出版社としての役割と責任を自覚し、医学・医療の進歩に必要な専門情報を的確に伝え、医学・医療の発展と社会の福祉に貢献すること」を使命として、常に最新の医学・医療情報を提供しています。
治療年鑑『今日の治療指針』、看護学生向け教科書シリーズ『系統看護学講座』など幅広い領域の専門書籍・雑誌を出版しており、毎年百数十点におよぶ書籍を刊行しています。近年では、Web配信サービス、電子書籍、電子雑誌、セミナー、オウンドメディアなど様々な形でのコンテンツ作成に取り組み、多くの医療専門職、学生の方々からご支持をいただいております。