「北海道小清水町フェーズフリーツアー」開催|地域活性化と災害対策を両立するフェーズフリーを体験

2025年8月28日(木)~8月29日(金)、2025年9月11日(木)~9月12日(金)に実施

フェーズフリー先進都市を目指す北海道小清水町と、町のクリエイティブパートナーである空間総合プロデュース企業・乃村工藝社、そして乃村工藝社の研究開発組織・未来創造研究所は「フェーズフリーツアー」を開催します。(監修・アドバイザー:フェーズフリー協会)このツアーは、万が一の災害への備えを価値に変えるフェーズフリーを体験し、実践的に学ぶ内容です。小清水町としては初の開催となります。

「フェーズフリー」とは、日常と災害時の境界をなくし、日常生活を豊かにする取り組みが災害時の課題解決にもつながり、安心・安全な社会の実現を目指す考え方です。本ツアーは「いつもを旅する、もしもに気づく」をコンセプトに、防災だけでなく、公共性や公益性の高いフェーズフリーの理念とその有用性について理解を深めます。また、小清水町の自然や食文化など、地域の魅力的な資源を体感しながら、フェーズフリーの応用や発展、今後の可能性について参加者とともに考えます。

ツアーの主な対象は、自治体および自治体運営に携わる法人企業です。農業や食、アクティビティ、フェーズフリー認証施設・小清水町防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」(グッドデザイン賞受賞)の視察など、1泊2日で地域活性化と災害対策の両立事例を学び、体験します。さらにフェーズフリー協会をはじめ、実際のプロジェクトに携わる自治体や連携企業の担当者によるレクチャーもあり、企画・実施のポイントも実践的に学べます。

公共施設へのフェーズフリー施策の導入は、人口減少などの課題を抱える地域コミュニティの強化や、活性化による関係人口の創出にもつながります。「ワタシノ」を中心にはじまった小清水町のフェーズフリーへの取り組みが地域資源と組み合わさることで、持続可能なまちづくりへどのようにつながっているのか、ぜひ現地で体験してください。





フェーズフリーを学ぶ、体験する「小清水町フェーズフリーツアー」
メインプログラム(順不同)

1. もしもの時の食糧貯蔵庫にもなる畑で、地域の人と産業に触れあう「収穫体験」
2. 地形や避難経路の把握、異変察知にも役立つ、町をフィールドとした「バードウォッチング」
3. どのような状況でも小清水の豊かさを味わえる「アウトドアダイニング」
4. 地域の魅力を肌で体感するからこそ、より深い学びと発見が得られる「フェーズフリー施設見学」
*内容が変更になることがあります。


小清水町フェーズフリーツアー 実施概要
会 場  : 北海道小清水町 町内、防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」(小清水町元町2丁目1番1号)
日 時  : 2025年8月28日(木)~8月29日(金) 2日間 / 2025年9月11日(木)~9月12日(金) 2日間
申込締切  : 2025年7月31日(木)
申込サイト : https://n-tabeat.jtb.co.jp/tabeatlottery/InputAcceptLotteryCourse.aspx?tourno=3f2ae551928c485496c349a4
募集要項の詳細はこちらをご覧ください



小清水町防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」について
ワタシノとは

小清水町防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」は2023年4月に開業し、日常時・災害時の居場所づくりで、町のにぎわいと持続可能なまちづくりを目指しています。2018年の北海道胆振東部地震によるブラックアウトを受け、これまで以上に町民が安全・安心に暮らせる「災害に強いまちづくり」が重要と考え誕生しました。
「フェーズフリー」の概念を取り入れ、日常生活を豊かにし人々が集える機能(にぎわいエリア:コミュニティスペース、カフェ、ランドリー、フィットネスジム&スタジオ)を役場庁舎に併設。災害時は防災拠点になり、災害対策本部、炊き出し、洗濯、シャワーの利用、および一時避難所として活用できる、役場に併設した複合機能施設としては、全国初のフェーズフリー認証施設です。

地域コミュニティの強化や、活性化による関係人口づくり
オープンして1年間後の施設利用者(役場とにぎわいエリアの利用者)は、オープン前の役場利用時と比べて25倍になり、顔が見えるコミュニティづくりが進んでいます。2025年1月には、全国初となる、フェーズフリー認証を受けた役場併設の複合機能施設での防災訓練を実施。訓練を通じ、フェーズフリー機能を検証や共助文化を育みました。
※「フェーズフリー」とは、身のまわりにあるモノやサービスを「日常時」と「非常時」というフェーズ(社会の状態)をフリーにし、日常時はもちろん、非常時にも役立てることができるという考え方です。



「ワタシノ」のフェーズフリー対応について
フェーズフリーの考え方

日常時から使用している施設が、非常時に一時避難所や災害対策本部の役割を果たします。フィットネスジム&スタジオでは避難者を受け入れ、コミュニティスペースやカフェは炊き出しに、ランドリーの非常用水や非常電源は衣類洗濯などの衛生保持に活用。また、温泉熱を利用した床暖房で万が一停電になっても暖かく過ごせます。いつもの居場所が、避難者のストレスや避難生活の負担を軽減し、安心安全を守ります。




連携企業と役割一覧


主催者 : 北海道小清水町、NPO法人グラウンドワークこしみず
運営 : NPO法人グラウンドワークこしみず
ツアーの企画・プロデュース : 株式会社乃村工藝社
監修・アドバイザー : フェーズフリー協会
ダイニング監修 : 株式会社カロリー
実施協力 : 小清水町観光協会、株式会社ルネサンス、株式会社OKULAB
旅行企画・実施 : 株式会社JTB

本件に関するお問合わせ先
株式会社乃村工藝社 ブランドコミュニケーション室 広報課 MAIL: prs@nomura-g.jp

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社乃村工藝社
ホームページ
https://www.nomurakougei.co.jp/
代表者
榎本 修次、 奥本 清孝
資本金
649,700 万円
上場
東証プライム
所在地
〒135-8622 東京都港区台場2丁目3番4号
連絡先
03-5962-1171

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所