4月24日、訪日中のタイ王国プーミポン・アドゥンヤデート国王の次女であるマハー・チャクリー・シリントーン王女一行が創価大学(東京都八王子市/学長:馬場善久)を訪問。ラーニングコモンズ「SPACe」をはじめとした教育施設の視察や、教職員および学生を対象とした記念講演を行った。
創価大学の創立者は1961年2月にタイを初訪問して以来、六度にわたり同国を訪問。これまでプーミポン国王を三度表敬訪問している。その後も、1989年にチュラポーン王女、1993年にガラヤニ王女が創価大学・創価女子短期大学を訪問し、学生と交流を重ねてきた。
このたび、訪日中のマハー・チャクリー・シリントーン王女一行が創価大学を訪問。同大は、シリントーン王女の国内外におよぶ教育や社会福祉への貢献を称え、シリントーン王女に名誉教育学博士号を授与した。
記念講演でシリントーン王女は、「嬉しいことに創価大学は長年にわたりタイ王国のチュラロンコン大学ならびにタマサート大学と協力関係にあり、覚書を交わして教員や学生の学術交流が盛んに行われてまいりました。今後もさまざまな次元での協力が生まれることを願っております」と交流の歴史に言及。「私は、最も基本的な人権とは、適切な教育を受ける権利と適切な栄養を摂る権利であると確信しております。人々が健康で、学び、働くためにはバランスの取れた栄養が必要であり、その健康を維持し、生活水準を持続するには、適切な教育が必要です。健康と教育が社会の調和をもたらすのです。教育について語るとき、思いをめぐらすべき点は無数にあります。私はこの分野で40年以上にわたり活動してまいりましたが、私たちの目標である『万人のための教育』を実現するには、さらに学び、さらに行動して、自らが力をつけていなければいけないと今もって感じております」と教育の重要性を述べた。
式典後、シリントーン王女は、創価大学中央教育棟内のラーニングコモンズ「SPACe」の見学や、タイ王国からの留学生との懇談を行い、キャンパスを後にした。
●海外大学との交流大学一覧
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