経年美を楽しむ、次世代の食器:BASFの高機能プラスチックUltrason®が実現する再使用可能食器

経年美を楽しむ、次世代の食器:BASFの高機能プラスチックUltrason®が実現する再使用可能食器
  • BASFの高機能プラスチックUltrason®が、プラスチック製品メーカーのキョーラク株式会社の『アンバーウェア』コンセプトモデルに採用
  • 高い透明性、強度、デザインの自由度を備えた、BASFのUltrason® E 3010により、長年にわたって品質を維持する、丈夫でスタイリッシュな家庭用品を実現

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の高機能プラスチック「Ultrason®」を活用し、プラスチック製品メーカーのキョーラク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長瀬孝充、以下 キョーラク)は、総合的家庭用製品ラインナップに独自の食器デザインコンセプト 「アンバーウェア」を新たに追加しました。この「アンバーウェア」は、高い強度と耐化学薬品性を備えた、射出成形および押出成形用のポリエーテルスルホン(PESU)であるUltrason® E 3010 natを素材としています。

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経年美を楽しむ次世代の食器、BASFの高機能プラスチックUltrason®が実現する再使用可能食器

PESU素材本来のハニーカラーの色調により、食器は淡く、透明感のあるアンバーカラーになるのが特徴です。この色合いは、長年使用しても変わらず、食器に独自の魅力を与え続けます。さらに、軽量で、耐熱性・耐電子レンジ性に優れ、割れにくいという特性を持ちます。各種の洗剤と食洗機にも対応します。これらすべてのUltrason®の利点により、アンバーウェアの食器は、繰り返し使用でき、持続可能なライフスタイルに貢献します。使い捨てプラスチックの使用を避け、家庭、ケータリングサービス、テイクアウトから生じるパッケージごみを削減することで、循環型経済をサポートします。

機能性、デザイン、サステナビリティの理想的な組み合わせ

Ultrason®製の食器は、磁器に比べ、軽量で割れにくいのが特徴です。キョーラクは、材料の機械強度試験を重ねた結果、Ultrason®の高い耐ストレスクラック性に基づき、アンバーウェアの割れや欠けに対して永久保証を提供しています。一般的にプラスチック製品では、紫外線による色褪せも劣化の兆候と見なされます。割れやすくなったり、物理的・化学的耐性が徐々に失われたりします。しかしアンバーウェアの場合、長期使用や経年変化を経ても、色の変化と高い性能バランスが保たれます。年数を経て深みを増すアンバーカラーは、安全で、再使用可能かつ、高品質の製品を選ぶ、環境に配慮したライフスタイルの象徴となります。

「アンバーウェアのコンセプトは、長く使うことを前提に設計されたプラスチック製品であり、経年変化を安心して見届けられるという点にあります。安全性と性能の心配が要りません。お客様には、この食器を愛用し、アンバーカラーが時とともに深まり、美しくなっていく様子を楽しんでいただきたいと考えています。BASFのUltrason®に初めて出会い、その特性をテストしたとき、何百万年も壊れることなく金色に輝く琥珀(アンバー)を思い出し、この優れたBASFのエンジニアリングプラスチックを食器コンセプトの素材に選びました。」と、キョーラクの吉田攻一郎氏は述べています。Ultrason®は、卓越した機械的、光学的特性に加え、−30°C~180°C(短時間なら220°Cまで)の耐熱性も備えています。BASFの PESUは、成形、色、透明性において、デザインの自由度が高く、家庭用品やケータリング用品をほぼ無限にデザインできます。

「キョーラクとの共同開発は、お客様がUltrason®のサステナビリティの可能性を活用し、それを、消費者と社会にとっての利点に変えた理想的な例です。アンバーウェアは、消費者の日常生活において持続可能な商品の意識的な選択を促します。」BASFのUltrason®グローバルビジネス開発を担当するローベック七海は述べています。これは、Ultrason®が提供する多くのメリットによって、製品の寿命が延びるためです。食器の耐久性を上げることで資源効率を高め、繰り返しの使用と洗浄後も安全を確保し、使い捨てから何度も使える食器への変更を促進することでパッケージごみも減らします。Ultrason®のグレードをカスタマイズすることで、家庭用品/ケータリング企業は、再使用可能なテイクアウト用マグカップや食器、お茶や熱い飲み物用のボトル、回収・再利用可能なケータリング食器など、さまざまな持続可能な製品を開発することができます。

Ultrason®とは、BASFのポリエーテルスルホン(Ultrason® E)、ポリスルホン(Ultrason® S)、ポリフェニルスルホン(Ultrason® P)製品群の商標名です。高性能の熱可塑性プラスチックは、水の濾過膜、スタイリッシュかつ丈夫で安全な家庭用品やケータリング用品のほか、自動車や航空業界向けの軽量部品に使用されています。卓越した材料特性を誇るUltrason®ブランドは、多くの用途において熱硬化性樹脂、金属、セラミックスの代用となります。

詳しい情報は https://www.ultrason.basf.com/householdcatering をご覧ください。

※この資料はBASF本社(ドイツ)が2025年7月23日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


■BASFパフォーマンスマテリアル事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、持続可能性と競争力を両立させながら、プラスチック業界の変革をリードしています。BASF製品の幅広い材料技術と製品ポートフォリオ、そして業界への深い理解により、お客様にとって理想的なワンストップ・ソリューションを提供します。材料分野の専任チームと強力な研究開発力を活かし、世界中のお客様に最先端の技術と専門知識を提供しています。グローバルなネットワークを活かし、イノベーションを推進するとともに、地域ごとのニーズに応じた最適なソリューションを提供することで、競争力を高めています。私たちは、自動車、消費財、インダストリアルアプリケーション、建築・建設などの分野において、性能と効率の向上に貢献し続けています。2024年、パフォーマンスマテリアルズ部門は世界売上高68億ユーロを達成しました。詳しい情報は https://www.performance-materials.basf.com/ をご覧ください。

■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。私たちは、持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、お客様のグリーントランスフォーメーションを可能にする、選ばれる化学会社になるという意欲的な目標を掲げています。全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成ります。2024年のBASFの売上高は653億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は https://www.basf.com/global/en.html をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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この企業の情報

組織名
BASFジャパン株式会社
ホームページ
https://www.basf.com/jp/
代表者
石田 博基
上場
非上場
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL 日本橋ビル3階
連絡先
03-5290-3000

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