東京工芸大学卒業生の林重男による原爆投下直後の広島を撮影した写真が「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」で公開中 ― 東京都写真美術館で8月17日まで開催



東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区)卒業生の林重男(卒業当時:東京写真専門学校)が1945年10月に広島市街の破壊状況を記録した写真が、東京都写真美術館(東京都目黒区)において8月17日(日)まで開催中の「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」(主催: 中国新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、中国放送、共同通信社)で公開されている。




 戦後80年を迎える2025年。広島原爆写真などの資料の所蔵や保存・活用に携わってきた5社(中国新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、中国放送、共同通信社)が主催する企画展「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」が、東京都写真美術館で8月17日(日)まで開催されている。被爆した広島の一般市民と、報道機関や学術調査に同行したカメラマンなどが、それぞれの視点から撮影した原爆投下直後の広島の写真162点と映像2点が、同美術館の地下1階展示室で公開されている。

 同企画展では、東京工芸大学卒業生の林重男が1945年10月に原子爆弾災害調査研究特別委員会に同行し、爆心地付近の焼け跡や爆風に押しつぶされた建物など広島市街の破壊状況を記録した写真21点が展示されている。
 林重男は1939年に東京写真専門学校(現在の東京工芸大学)を卒業し、卒業後に横浜シネマに入社した。その後3年間の兵役を経て、対外宣伝グラフ誌を発行していた東方社に入社。1945年には、文部省が学術研究会議(後に日本学術会議へ改組)に設けた学術調査団「原子爆弾災害調査研究特別委員会」に同行し、広島と長崎の原爆被害を撮影している。また林は、原爆写真の展示や保存を目的とする写真関係者約550人が集まったグループ「反核・写真運動」の運営委員長も務めた。


 同展の概要は以下のとおり。




◆企画展「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」
・会期: 2025年5月31日(土)~ 8月17日(日)
・会場: 東京都写真美術館 地下1階展示室 (東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
・主催: 中国新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、中国放送、共同通信社
・共催: 東京都写真美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
・後援: 広島市、日本放送協会、日本写真家協会、日本ユネスコ国内委員会、広島県、(公財)広島平和文化センター
・企画展サイトURL: https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-5175.html




■東京工芸大学
 東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えている。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/



■東京都写真美術館
 東京都写真美術館は、写真・映像の専門美術館として1995年、恵比寿ガーデンプレイス内に総合開館し、今年2025年1月に30周年を迎えた。  
【URL】 https://topmuseum.jp/


▼本件に関する問い合わせ先
学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当
TEL:03-5371-2741
メール:university.pr@office.t-kougei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
東京工芸大学
ホームページ
https://www.t-kougei.ac.jp/
代表者
吉野 弘章
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583
連絡先
046-242-9600

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