BASFジャパン、「子ども実験教室」を開催
~プラスチックの責任ある使い方とリサイクルの重要性を楽しく学ぶ~
- 責任あるプラスチックの使い方やリサイクルの重要性を学ぶ「プラスチックラボ」の実験を実施
- 「プラスチックラボ」は、BASFドイツ本社が教育サービスプロバイダーのtwo4scienceと共同で開発
- 探究心を育む学習と持続可能な社会について考える取り組みを通じて、子どもたちの化学教育を推進
総合化学会社BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の日本法人、BASFジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ハシビ・ゼイダム)は、子ども向け化学教育プログラム「子ども実験教室」を、8月2日と3日に東京都の科学技術館で開催された、「夢・化学−21」 委員会主催の「夏休み子ども化学実験ショー2025」にて実施しました。
本年の「子ども実験教室」では、BASFのドイツ本社が教育サービスプロバイダーtwo4scienceと共同開発した、プラスチックのリサイクルの重要性や責任ある使い方を学ぶ「プラスチックラボ」の実験を行いました。対象は小学校3年生から6年生までの児童で、実験のトレーニングを受けたBASF社員がサポートし、化学の楽しさを伝えました。
2025年8月に実施した「子ども実験教室」の様子
プラスチックラボについて
「プラスチックラボ」は、以下のような体験を通じて、子どもたちの探究心を育み、持続可能な社会について考えるきっかけを提供します。
・赤外線カメラや塩水を使ったプラスチックの分別実験
リサイクルの第一歩としての「分別」の重要性を学びます。
・植物由来の原料からプラスチックを作る体験
再生可能資源を活用したプラスチックへの理解を深めます。
このプログラムは、BASF本社のあるドイツのルートヴィッヒスハーフェンに設置された「BASFキッズラボ・コンピテンスセンター」で開発・検証され、世界各国で展開されています。
BASFの化学教育への取り組み
BASFの「子ども実験教室」は、1997年にドイツでスタートし、これまでに世界中で140万人以上の子どもたちが参加しています。BASFジャパンでは、この活動を通じて、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標4「質の高い教育」の達成にも貢献しています。
BASFジャパン株式会社 代表取締役社長のハシビ・ゼイダムは次のように述べています。
「実験教室を通じて、子どもたちが化学の楽しさを体験し、プラスチックと持続可能な社会の関係について考えるきっかけになればうれしく思います。プラスチックは私たちの生活をより便利にする一方で、その責任ある使い方が求められます。今回の体験が、未来を担う子どもたちにとって、環境への意識を高める一助となることを願っています。」
■日本のBASFについて
BASFは、1888 年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っています。国内にも生産および研究開発拠点を構え、自動車、建設、医薬品・医療機器、電機・電子、包装材、パーソナルケア・ホームケア、農業・食品など、ほぼすべての産業に製品とソリューションを提供し、国内およびグローバル市場で活躍する日本のお客様の成功に貢献しています。2024年の日本での売上高は約15億ユーロ(約2,434億円)、従業員数は897人(2024年12月末現在)です。日本のBASFに関する詳しい情報は
https://www.basf.com/jp/ja.html をご覧ください。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。私たちは、持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、お客様のグリーントランスフォーメーションを可能にする、選ばれる化学会社になるという意欲的な目標を掲げています。全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成ります。2024年のBASFの売上高は653億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は
https://www.basf.com/global/en.html をご覧ください。