~ 「よりよいペットとの共生社会を実現するために『ペットが苦手・嫌いな人・興味ない人とペットの共生』に向けてマース ジャパンができること」の提案 ~
マース ジャパン リミテッド(本社:東京都港区、社長:後藤 真一、以下、マース ジャパン)は、東京理科大学 経営学部 国際デザイン経営学科(以下、東京理科大IDM)が、学びの集大成として実際の企業課題・社会課題・現実課題に向き合う「キャップストーン・プロジェクト」に株式会社電通と共に参画し、マース ジャパンが使命(Purpose)として掲げる「ペットのためのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」の実現に向けたよりよいペットとの共生社会を実現するために企業としてできる取り組みに関する提案を受けました。
東京理科大IDMの学生(中段)と担当教授、株式会社電通、マース ジャパン リミテッドの参加者
このプロジェクトは4月のブリーフィングから7月の最終提案まで3カ月の期間をかけて行われ、東京理科大IDM 柿原研究室所属の6名の学生により考案・提案されました。テーマとして「よりよいペットとの共生社会を実現するために『ペットが苦手・嫌いな人・興味ない人とペットの共生』に向けてマース ジャパンができること」が与えられ、特にターゲットから除外されがちな「ペットが苦手・嫌いな人・興味ない人」をターゲットとしたペット施策という難易度の高いものでした。
この調査・研究に基づく最終提案のプレゼンテーションでは、以下の3つのポイントに触れられました。
<テーマ設定>
ペットとの共生をテーマに、ペットに対して苦手意識を持つ人々をターゲットにした現状分析を実施
<データ収集と分析>
リサーチクエスチョンを設定し、定量的および定性的な調査を実施。ペットに対する心理的・物理的な距離感を明確化。ペットに対して苦手意識を持つ人々の中でも心理的・物理的な距離によって3つの群に分類。
<施策案>
データ分析結果を基に、心理的・物理的な距離によって分類された3群それぞれの特性に応じたペットとの距離を縮めるための具体的な3つの施策を考案。苦手意識を持つ人々のレベルに応じた行動変容を促すことにより、安心して共生できる環境の構築を提案
チームの中にはすでにペットと生活をしていて犬や猫が大好きな学生や、ペットとの触れ合いの機会もなく、苦手意識のある学生も含まれる構成で、プロジェクトはお互いの考え方の違いを理解することからスタートしました。また、最終提案当日は、会場となったマース ジャパンのオフィスに同伴出勤していた犬や猫との触れ合いの機会もあり、実際の触れ合いによって、ペットとの距離感の変化を学生の皆さん自身が経験するきっかけにもなりました。
なお、今回のプレゼンテーションは、内容のみならずプレゼンテーションスキルに対しても非常に高い評価のフィードバックを当日に受けたことに加え、提案された施策案はマース ジャパンの社内でも共有され、提案内に使用されているAI技術などにも注目が集まりました。
■当日の様子
マース ジャパンは、東京理科大IDM 柿原研究室所属の6名の学生が新鮮な視点で考案した「よりよいペットとの共生社会を実現するために『ペットが苦手・嫌いな人・興味ない人とペットの共生』に向けてマース ジャパンができること」の提案内容を含め、ペットケアの使命(Purpose)である「ペットのためのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」を実現すべく、社内外のパートナーと協業しながらさまざまな施策の実施を目指します。
マース ジャパン リミテッドについて
マース ジャパン リミテッドは1975年に設立し、ペットフード事業とスナック菓子事業(スニッカーズ(R)やM&M’S(R)、BE-KIND(R)(ビーカインド(TM)など))を展開しています。ペットフード事業では、「ペットのためのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」の実現を目指し、カルカン/ウィスカス(R)、シーザー(R)、シーバ(R)、プロマネージ(TM)、アイムス(TM)、ペディグリー(R)等のトップブランドや、ニュートロ(TM)、グリニーズ(TM)などの主にペット専門店で扱われているブランドを展開しています。ホームページは、
http://www.marsjapan.co.jp
親会社のマース インコーポレイテッドは、世界70以上の国と地域で事業を展開。世界における年間総売上高は 約500億米ドルで、その製品は世界中で販売されています。総従業員数は約15万名。ホームページは、
http://www.mars.com