アナリティクス人材育成のためのイニシアチブ「SAS(R) Analytics U」、国内でも包括的に推進へ

~誰でも利用できる無償版、教育機関向け低価格版も含めた関連製品のラインアップを拡充し、各種の人材育成施策によって、アナリティクス人材不足のギャップ解消に寄与~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:ミカエル・ハグストロム(Mikael Hagstrom)、以下 SAS)は、次世代に活躍するアナリティクス人材の育成を目的としたイニシアチブ「SAS(R) Analytics U」を日本国内でも包括的に推進することを発表しました。

SAS Analytics Uは、教育機関や学習者向けにSASのソフトウェアの一部無償提供や、低価格のライセンス・プログラムのほか、無償のeラーニング・コースやチュートリアルの提供、大学とのパートナーシップ、ユーザー・コミュニティとの連携、企業とアナリティクスのスキルを持つ人材が繋がる機会の提供など、アナリティクス人材育成のためにSASが取り組んでいる広範囲の高等教育イニシアチブの総称です。SAS Analytics Uのプログラムによって、教授も学生も、簡単かつ迅速にソフトウェアを導入することが可能になります。SAS Analytics Uでは、ソフトウェアの利用だけでなく、学術・教育界でSASのアナリティクスを利用するユーザー同士を結びつける幅広いリソースや手法も提供しています。

このたび、無償および安価に購入できるSAS Analytics U関連製品を拡充して、フルラインアップでの提供を開始しました。
・非営利の研究目的であれば誰でも利用可能な統計ソフトウェアの無償版「SAS(R) University Edition」は、既存のダウンロード版に加えて、AWS in EducationプログラムのひとつとしてAWS Marketplaceからの提供も開始しました(新規登録者に対して月750時間を上限に12か月間の無償アクセスができるAWS無償利用枠)。これによりソフトウェアのダウンロードは不要となり、迅速かつ簡単にSASソフトウェアにアクセスできるようになりました。
・最新の統計、データマイニング、フォーキャスティングなどのソフトウェアをSaaS型でどこからでもアクセスできる無償版の「SAS(R) OnDemand for Academics」の提供を開始します。
・高等教育機関が幅広い製品をよりお求め安い価格で導入できるように有償ライセンス・プログラムを刷新して「SAS(R) Education Analytical Suite」を提供開始しました。全学、学部、研究室、および、個人の単位で、安価にSAS製品を導入できます。
これに合わせて、大学との連携を強化し、eラーニング(英語版)の無償提供や日本語コンテンツの拡充など学習用リソースの充実を図るとともに、ユーザー会と連動してSAS Analytics Uの啓発に努めていきます。

ビッグデータから価値を掘り起こそうとしても、アナリティクス分野における深刻な人材不足がそれを妨げており、IoTの広がりなどの要因も、この課題をさらに深刻化させています。SAS University Editionは、高等教育の段階で統計スキルの習得を支援するため、こうした課題の解消に貢献します。SASの優れたソフトウェアに無償でアクセスできることにより、誰もが最も先進的な統計的手法とテクニック、アナリティクスの知識とスキルを身に付けることが可能となります。アナリティクスの専門知識を習得した学生や社会人学習者は、アナリティクス人材を渇望している企業から即戦力として非常に歓迎されます。一方、大学の教授や研究者は業界をリードするSASのアナリティクス・ソフトウェアを活用して、教育の幅を広げ、自らの研究を大きく前進させることができます。

日本統計学会次期会長で成蹊大学教授の岩崎 学氏は、「SAS Analytics U関連ソフトウェアのラインアップの拡充や、プログラム充実化へのSASの取り組みを歓迎します。アナリティクス分野の人材不足は主要な産業すべてに広がっており、SASの専門知識を身に付けた人はまさに引く手あまたです。SASでなければできない統計分析もあり、諸外国の研究者や実務家とのコミュニケーションによるグローバル展開にも欠かせないツールが無償で簡単に利用できるSAS University Editionや教育機関向けの新ライセンス・プログラムが、日本国内での今後の教育、研究、キャリア育成に大きく貢献してくれることを期待しています」と述べています。

学生や大学教員、自立した学習者向けにSASソフトウェアを無償で簡単に利用できるよう、昨年5月に提供開始したSAS University Editionは約27万回ダウンロードされており、世界中で教育および学術研究において活用されています。30年以上にわたり教育分野に関わり、豊富な財産を蓄積してきたSASだからこそ、未来の繁栄を予見できます。SASのソフトウェアは、全世界で3,000を超える教育、研究の各機関で使用されています。

SAS Analytics U グローバルでの実績
・SAS University Editionダウンロード数: 272,000回
・SAS OnDemand for Academics利用者(教授、学生、研究者)数: 約34,000人
・SASの無償eラーニング・コースへのアクセス回数: 45,000回
・ビデオ・チュートリアルの閲覧回数: 約100万回
・SAS認定取得者数: 8%増加

<SAS Analytics Uについて>
SAS Analytics Uは、学習者が教育の過程に関係なく「The Power to Know(R)(知る力)」を得られるよう支援します。教師、教授、学生、教育機関の研究者、個人の学習者の誰もが、価値を感じられるイニシアチブです。ユーザーは無償でSASのソフトウェアや関連するリソースにアクセスできるほか、他のSASユーザーや人材を募集している組織ともコミュニティでつながるため、このイニシアチブを通して学習者は需要の高いアナリティクス・スキルを習得することができます。SAS Analytics Uは、輝かしい未来のキャリアへの道しるべとなります。
SAS Analytics Uの詳細は、こちらをご覧ください。http://www.sas.com/jp/go/analyticsu

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/jp

*アマゾン ウェブ サービス、AWSは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所