「安全なデジタル社会をつくり、日本を前進させ続ける。」をミッションと掲げる、株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、証券コード:3967、以下「エルテス」)は、2025年10月10日(金)~11日(土)に開催された「情報セキュリティワークショップin越後湯沢」に参加いたしました。本ワークショップは、重要度の高まるセキュリティについて、各分野で卓越した実績や知名度を持つ講師による講演、および、業種の垣根を越えた参加者同士の討議を行うこと等により、セキュリティに関する見識を高め、また、人的交流を図ることができる場となっています。
エルテスは、1日目の車座会議に参加し、Internal Risk Intelligence(内部脅威検知サービス、以下「IRI」)(※1)の提供を通じて得た内部不正対策に関する知見を提供いたしました。
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■情報セキュリティワークショップin越後湯沢
名称:情報セキュリティワークショップin越後湯沢 「トラストレスなデジタル社会をどう生きるか」
日時:2025年10月10日(金)~11日(土)
会場:NASPAニューオータニ/湯沢東映ホテル
主催:NPO新潟情報セキュリティ協会(ANISec)、情報セキュリティ ワークショップin越後湯沢実行委員会
ホームページ:
https://yuzawa.anisec.jp/
テーマ概要:
近年、偽情報・誤情報の拡散や認証情報の盗難、アカウントの不正利用といった脅威が日常化し、私たちがこれまで前提としてきた「信頼」は、もはや揺らぎつつあります。情報が伝わらず、対策も共有されにくい分断された社会の中で、私たちは何を信じ、どのように判断し、行動すべきなのでしょうか。
技術的な対策として「ゼロトラスト」が提唱され、その導入も各所で進められてきましたが、依然として課題は多く、議論はなお途上にあります。そこで本ワークショップでは、あえて「ゼロトラスト」ではなく「トラストレス」という言葉を用い、技術的観点にとどまらず、より広い視野から現代の情報環境を見つめ直します。
情報セキュリティの専門家には、単なる技術者としてだけでなく、社会の構造や課題に対する理解を持ち、信頼を再構築する役割が求められています。問題の本質を社会に伝え、弱者を取り残さない仕組みをどうつくるのか。そのような社会的責任についても、さまざまな立場の参加者と共に考えていきたいと思います。
■エルテス参加の車座会議詳細
セッション:車座1
日時:Day1 10月10日(金) 18:30~20:30
タイトル:トラストレス社会の内部脅威対策~トラストの再構築を考える
出席者プロフィール:
株式会社エルテス IRI事業戦略顧問
西本逸郎
日本最大級のセキュリティ監視センターJSOCの構築と立ち上げを担った技術者としての経験を有する。2017年4月から2025年2月まで、株式会社ラック代表取締役社長を務め、2025年6月よりエルテスにIRI事業戦略顧問として参画。
株式会社エルテス 執行役員 IRI事業本部 本部長
川下巧
経済産業省認定資格 情報セキュリティスペシャリスト保有(現情報処理安全確保支援士)。新卒にてエルテスに入社し、IRIの立ち上げメンバーに選抜。多数の企業に対して、内部不正のリスクマネジメント支援を行い、IRI事業の責任者を務める。
株式会社エルテス IRI事業本部 IRI営業部 アカウントセールスグループ エバンジェリスト
永易靖規
東証グロース市場上場のサイバーセキュリティベンダーにて営業責任者を経験し、2021年よりエルテスに入社。
■当日の様子
車座1には30名を超える方が参加し、出席者との質疑応答を通して、トラストレス社会の内部脅威対策について意見交換を実施しました。
エルテスは、内部脅威対策の訴求によって実現したいこと、内部脅威対策を行う際の基本スタンスなどを解説しつつ、IRIにて実際に検知した個別の内部不正事例を紹介いたしました。
意見交換を通して、内部不正の課題解決に向けた新たなアプローチの糸口を見出すこともでき、有意義な時間となりました。
<参考情報>
※1:「Internal Risk Intelligence(内部脅威検知サービス)」の詳細はこちら
https://eltes-solution.jp/service/intenalriskintelligence