ベルギーのEandis社、SAS(R) の導入によりスマート・エネルギーの供給を実現

~ビッグデータ対応のセルフサービス型アナリティクスとデータ管理が、EUの2020年のエネルギー効率改善目標達成を支援~

米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、ベルギーの大手配ガス・配電事業者のEandis社が、ビッグデータからより価値の高い洞察を迅速に得るためにSAS(R)のソリューションを導入したことを発表しました。同社は「SAS(R) Visual Analytics」と「SAS(R) Data Management」を活用して、SAPを含むさまざまなデータソースから集積する大量のデータを統合・分析して、ガス・電気の供給を効率化し、EUの2020年を期限とするエネルギー効率改善目標の達成を目指します。

Eandisはガス・電力供給システムとその配ガス・配電網を維持管理して、電力と天然ガスを一般家庭・顧客企業への効率的な供給を確保しています。アナリティクス、セルフサービス型データ・ビジュアライゼーション、データ管理の強化によって、これまで数日から数週間かかっていた意思決定に要する時間が数時間で済むようになるだけでなく、より深い洞察を顧客に提供できるようになります。エネルギーの使用パターンに関するより詳細な洞察が得られることで、エネルギー供給が非効率的な場所をピンポイントで特定して問題をいち早く解決したり、供給効率を最大限に改善したりする投資施策を推奨することができます。

Eandisのネットワーク管理担当ディレクターのジーン-ピエール・ホールフート(Jean-Pierre Hollevoet)氏は、「エネルギーを取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、この変化に最大限効率的に対応していくには、供給網をより綿密に管理しなければならないと理解しています。お客様に価値を提供するという面では、アナリティクスはこの環境変化に対応しお客様に価値を提供するために欠かせないものです。SAS Visual Analyticsを活用すれば、ダッシュボード上の洞察に気付けるだけでなく、すぐに共有できるため、他の人も意思決定プロセスに積極的に参加できるようになります」と述べています。

エネルギー供給効率向上を目指す一番の理由は、2020年までにエネルギー効率を20%高めるというEUの目標を達成するためです。Eandisをはじめ、数多くのエネルギー企業がこの壮大な目標を達成するために、アナリティクス、データ統合、データ・ビジュアライゼーションの活用を積極的に進めています。こうした技術は、スマートメーターやスマートグリッドなどの新しい「スマート」技術に対応し、データを生成するあらゆるモノによって拡大し続けているIoTのネットワークから集積する大量のデータから価値を創出するのに欠かせません。

SASのエネルギー・プラクティス担当グローバル製品マーケティング・マネージャーのアリッサ・ファレル(Alyssa Farrell)は、「スマートグリッド・テクノロジーは膨大なデータストアを生成しますが、そこには業務のさらなる効率化につながる極意が隠されています。新たな洞察を明らかにするには、データの編成、統合、分析のテクノロジーだけでなく、洞察をビジネスユーザーにも分かり易い形で提示するテクノロジーも必要であることをEandisは認識しています。SASのテクノロジーを活用すれば、重要でタイムリーな情報を消費者と事業者の双方の手に届けることができ、ベルギーのエネルギー業界全体をEUの壮大な目標に向けて前進させることができます」と述べています。

SAS Visual Analyticsの無料デモについては、下記URLをご覧ください。
http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/software/visual-analytics/demos/all-demos.html

Eandis社について
Eandis cvbaは、フランドル地方のエネルギーの約80%を網羅するフランドル地域の配ガス・配電系統事業者7社の電力とガスの供給事業と公共サービス責務を担っている独立系企業です。Eandisは、電力供給で260万世帯、ガス供給で170万世帯の顧客を有しています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名( http://www.sas.com/jp
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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