神奈川県と大阪府、長崎県の「チューリッヒの森」にて合計108名によるボランティア活動を実施

チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親)は、2025年11月に神奈川県と大阪府、そして12月に長崎県の「チューリッヒの森」にて、社員による森林ボランティア活動を実施しました。

「神奈川県 チューリッヒの森」活動内容
11月8日(土)、社員とその家族53名が木の成長を妨げる灌木やつる植物を取り除く活動を行う森林整備班と、木工体験や森林散策を通して環境学習を行う自然観察班に分かれて活動しました。この活動は、神奈川県環境農政局緑政部水源環境保全課の職員とかながわ森林インストラクターの会の皆さまにサポートいただきました。

参加した社員からは、「実際に木にまとわりついたつる植物が木を枯らしてしまっている様子を目の当たりにし、改めて自然の厳しさを感じました。今回、つるを丁寧に取り除くことで森林保護に貢献できたことを嬉しく思います。」 「子供たちがインストラクターさんに沢山質問しているのが印象的でした。森林を守ることの大切さや、自然環境への意識が高まりました。」といった声が聞かれました。

神奈川_集合写真 神奈川_活動
プロジェクト概要
2023年11月より始動した「神奈川県 チューリッヒの森」プロジェクトでは、神奈川県が実施する森林再生の取組みに当社がパートナーとして参加協力し、ともに未来につなぐ森づくりを進めています。具体的には当社が5年間、県に寄付を行い、それを財源として県が相模川や酒匂川流域の水源地域の森林の整備活動を実施します。水源地域の森林を健康で活力ある状態に保ち、次世代に引き継いでいくため、当社の社員も間伐やつる切り、枝打ち、下草刈り、自然観察などの活動を実施し、県と一体となって森林を守っています。



「大阪府豊能郡能勢町 チューリッヒの森」活動内容
11月15日(土)、26名の社員とその家族が参加し、クヌギの苗が健やかに成長するよう、苗木の周辺で雑草や雑木を取り除く「下刈り」や、山の斜面の日当たりを良くするため、枯れた枝の枝打ちを行いました。紅葉が始まった美しい里山で、大阪府北部農と緑の総合事務所と大阪府森林組合豊能支店の皆さまのご指導のもと、丁寧に作業を行いました。

参加した社員からは、「私たちの森林整備作業はほんの一部であり、継続的に維持する大変さを改めて感じました。」「森林組合やボランティアの方から森を再生するための期間や必要な作業など興味深いお話を伺うことができました。改めて活動の大切さを認識することができました。」といった声が聞かれました。

大阪_集合写真 大阪_活動
プロジェクト概要
2024年4月より大阪府の「アドプトフォレスト制度」に参加し、大阪府豊能郡能勢町地黄内の森林において「里山活力創造の森づくり活動」を始動しました。このプロジェクトでは、大阪府と能勢町が実施する森林保全の取組みに当社が参画し、手入れが行われなくなっていた私有林の再生を目指して活動しています。具体的には当社が5年間、対象森林の地拵えや植樹と獣害対策、下刈りなどの森林整備活動を実施するとともに、一部の作業を大阪府森林組合に業務委託します。災害に強く、活力のある自然豊かな能勢町の里山を再生し、次世代に引き継いでいくため、当社の社員も植樹や下刈りなどの森林整備を実施し、府と町と一体となって森づくり活動を行っていきます。



「長崎県西海市 チューリッヒの森」活動内容
12月6日(土)、25名の社員と4名の長崎大学の学生、合計29名が参加し、多様性のある森づくりを目的として、当社が3年前に植樹したヤブツバキの成長を阻害するシダなどの除去と、同じエリアのヒノキの枝打ちの作業を行いました。また、今ではこの地域にほとんどなくなったツクシシャクナゲの苗木を12本植樹しました。当日は長崎県西海市農林緑推進課から2名の職員と長崎県フォレストマスターの皆さま3名にサポートいただきました。

参加した社員からは、「今回は3年前に活動したエリアだったため、懐かしく、またその変化や状況を知ることで、意味のある活動であることが実感できました。」「木が健康でまっすぐ育つためには、枝を切ったり雑草を刈ったりと、多くの人の手が必要であることを学びました。また、そのためには時間や労力、費用が想像以上にかかることも知り、森林を守ることの大変さと重要性を改めて実感しました。」といった声が聞かれました。

長崎_集合写真 長崎_活動
プロジェクト概要
長崎県西彼杵半島最大の流域面積を持つ雪浦川流域において、源流から川中、河口までの荒廃した森林や竹林を対象に一体的な森林整備を実施しています。2022年から5年間にわたり5か所計33.98ha(東京ドーム約7個分)を整備予定です。当プロジェクトにより、森林の二酸化炭素吸収を促進し地球温暖化対策に貢献するほか、防災や水源涵養、保健休養など森林の持つさまざまな公益的な機能を強化するとともに、美しい里山づくりによる地域活性化につなげます。



■チューリッヒ保険会社の気候変動への取組み
チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、グループ)は、「明るい未来を共に創造する」というパーパスを掲げ、世界で最も社会的責任と影響力のある企業の一つとなることを目指しています。グループでは、気候変動に対するさまざまな取組みを行っており、2050年までに温室効果ガスのネットゼロの実現を目指しています。気候変動への取組みは大きなチャレンジですが、一つ一つの積み重ねが大きな力になると信じ、お客さまや社員、そして地域社会が私たちとともに行動を起こせるよう働きかけることで、より多くのことを成し遂げられると考えています。

日本国内においてもさまざまな地球環境に対する施策を実施しています。
  • 2022年10月より、スーパー自動車保険をご契約のお客さまを対象に、お持ちのお車のCO2排出量を、森林保全活動への支援を通して任意でオフセット(埋め合わせ)できるプログラム「カーボンニュートラル自動車保険」を提供しています。2025年7月より、国内の森林保全活動をお客さまにてお選びいただくことが可能となりました。
  • 2025年4月、「美しい自然を未来へつなぐために 皆さまと共に、気候変動に向き合うウェブマガジン」をコンセプトに、『Green Times』を創刊しました。気候変動に対して意識を向け、考え、行動する「きっかけ」を提供する一助となることを目指して、当社やグループとしての環境問題に対する取組みを紹介するほか、著名人や文化人の地球環境に関するコラム、『チューリッヒ保険会社のGreen Music』の舞台となった地域の取組みの詳細などを掲載しています。
  • 『チューリッヒ保険会社のGreen Music』は2022年1月の開設当初より、当社の気候変動の取組みに賛同する個性豊かなアーティストが日本の自然豊かな土地を舞台に曲を書き下ろし、ループアニメーションと融合させたBGMを配信しています。これらの作品はミュージシャンのそれぞれの思い入れのある土地や、再生可能エネルギーの推進や森林資源をはじめ豊かな自然環境の保全に積極的に取り組んでいる土地、チャンネルのコミュニティに投稿いただいた次世代に残したい土地などを舞台にしています。
今後も当社はさまざまな活動を通して、森林保全活動に主体的に取組み、気候変動および地域コミュニティに対して貢献してまいります。

チューリッヒ保険会社の地球環境への取組み:
https://www.zurich.co.jp/aboutus/contribution/

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この企業の情報

組織名
チューリッヒ保険会社
ホームページ
https://www.zurich.co.jp/
代表者
西浦 正親
資本金
593,300 万円
上場
海外市場
所在地
〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
連絡先
03-6832-2111

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