弘前大学(青森県弘前市/学長:福田眞作)は12月12日、同大の学生や教職員、また、一般市民に向けてりんごの販売を行いました。これは、同大農学生命科学部附属藤崎農場産のりんごを周知するために行われたもので、定番品種の「ふじ」をはじめ、弘大育成品種の「こうこう」「きみと」を、育成に携わった教職員が自ら販売。学生限定商品として、りんご3品種が入った1袋100円の詰め合わせ商品も販売し、会場は大いに賑わいました。
藤崎農場(※)では1981(昭和56)年からりんご新品種育成プロジェクトに取り組んでおり、これまでに6つの品種が登録されています。蜜入りの良い「こうこう」、さわやかな甘味の「きみと」は、同プロジェクトで育成された品種で、市場ではなかなか手に入らない珍しい品種です。
今回の販売は、学生をはじめ、教職員、地域住民などに藤崎農場で栽培されたりんごについて知ってもらうことを目的として、文京町キャンパス内で実施しました。当日は、木箱から自分でりんごを選び、笑顔で購入する学生の姿が多く見かけられました。また会場では、りんごのほかに同農場産のニンジンの販売も行い、大いに賑わいました。
(※)弘前大学農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場のこと。次世代を担う特徴あるリンゴ品種の育成や普及に、地域と連携して取り組むほか、園芸作物を中心とした実習教育と研究活動を行っている。
https://nature.hirosaki-u.ac.jp/kyousei/farm/fujisaki.html
(参考:弘前大学公式サイト内)
・弘前大学藤崎農場育成りんご学内販売を行いました
https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/109689/
(関連記事)
・弘前大学で開発されたリンゴ品種のPRとして果汁100%ジュースを生産 ― 5本セットで来年度にも商品化を予定(2024.01.11)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52362.html
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