ネットワンシステムズ、米国Damballa社と販売代理店契約を締結。企業・組織向け情報漏えい対策ソリューション、および、通信事業者向け不正トラフィック削減ソリューションを提供開始

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~ビッグデータと機械学習を組み合わせ、精度の高い感染端末の自動検知を実現。検知情報を様々な製品と連携させ、高度化するサイバー攻撃への対策を提供~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、Damballa, Inc.(本社:米国ジョージア州 、CEO:David Scholtz、以下 Damballa)と販売代理店契約を締結し、標的型攻撃などによるマルウェア感染端末の自動検知および対応優先度を分析する企業・組織向け製品「DAMBALLA Failsafe」、並びに、感染端末の自動検知機能に特化して1台で数百万端末まで監視可能な通信事業者向け製品「DAMBALLA CSP」を本日より販売開始します。主な販売対象は通信事業者、大規模企業、官公庁・大学・自治体です。目標売上は3年間で10億円です。

 「DAMBALLA Failsafe」と「DAMBALLA CSP」の特長は、ビッグデータと機械学習を組み合わせて精度の高い感染端末の自動検知を実現するとともに、その検知情報が様々な製品と連携可能なことで強固なサイバー攻撃対策を実現できる点です。

 これによってネットワンシステムズは、両製品と既存取扱い製品を組み合わせることで、1)感染端末の検知から約2分で自動的に外部通信を遮断する、「DAMBALLA Failsafe」を活用した企業・組織向けの情報漏えい対策ソリューション、および、2)検知した感染端末の不正トラフィックを遮断して各種運用コスト削減と加入者満足度向上を実現する、「DAMBALLA CSP」を活用した通信事業者向けの不正トラフィック削減(クリーンパイプ)ソリューションを提供開始します。

■ 企業・組織向け製品「DAMBALLA Failsafe」
 現在、企業・組織はサイバー攻撃対策を強化していますが、ファイアウォールなどの境界防御で100%防ぐことは現実的ではありません。そこで、境界防御をすり抜けた攻撃で感染した端末を迅速に特定し、情報が漏えいする前に対処する対策が強く求められています。しかし従来の手法では、膨大なセキュリティアラームの中から感染端末を特定するには非常に高度なスキルが必要でした。

 この課題に対して「DAMBALLA Failsafe」は、8つの検知エンジンで感染端末を検知し、9つのリスク分析エンジンでビジネスへの影響度に応じた対策優先順位をつけて自動的に通知します。これによって、CSIRT(企業・組織内の情報セキュリティ問題を専門に扱うチーム)をはじめとする対策部門の対策時間を大幅に短縮します。

 さらにネットワンシステムズは、「DAMBALLA Failsafe」を活用して、感染端末の外部通信を自動的に遮断する情報漏えい対策ソリューションを提供します。具体的には、C&Cサーバ(感染端末を攻撃者が制御・操作するサーバ)と通信する端末を「DAMBALLA Failsafe」が検知すると、その端末のIPアドレス情報をLog分析サーバ経由でファイアウォールに伝え、該当端末の外部通信を検知から約2分で自動的に遮断します。

<「DAMBALLA Failsafe」を活用した企業・組織向けの情報漏えい対策ソリューション>
※ソリューション概要図は以下のURLをご参照ください。
http://www.netone.co.jp/news/release/20151029_01.html

■ 通信事業者向け製品「DAMBALLA CSP」
 通信事業者のネットワークでは、マルウェア感染端末とC&Cサーバとの通信トラフィックの肥大化や、端末が感染した加入者へのサポート対応コストの増加、それに伴う加入者の体感速度や満足度の低下が課題となっています。また、IoT(Internet of Things)による端末の接続数増加も想定され、限られた予算の中で効果の高いセキュリティ対策を施す必要があります。

 これに対して「DAMBALLA CSP」は、通信事業者のネットワークサービスにおける加入者の感染端末の自動検知機能に特化した製品で、1台で数百万端末まで監視可能です(個人を特定できる情報は監視対象外)。この検知情報との連携によって、利用者への感染通知サービスや駆除サービスなどのセキュリティサービスの追加や、他社への乗り換え率の低減を図ることが可能です。

 さらにネットワンシステムズは、「DAMBALLA CSP」と、悪質な通信をフィルタリングするDPI/IDS製品、悪質な通信を破棄するブラックホールルータ、およびこれら機器と連携するLog分析サーバ等を組み合わせることで、不正トラフィックを削減するソリューションを提供します。

<「DAMBALLA CSP」を活用した通信事業者向けの不正トラフィック削減ソリューション>
※ソリューション概要図は以下のURLをご参照ください。
http://www.netone.co.jp/news/release/20151029_01.html

■ 製品価格
DAMBALLA Failsafe:監視対象500端末あたり750万円~/年(税抜)
DAMBALLA CSP:個別にお問い合わせください

■ Damballa社のコメント
 Damballa CEOのDavid Scholtz様から次のコメントを頂いております。
 「ネットワンシステムズは非常に高いネットワーク技術と豊富なセキュリティの知見をもつインテグレータです。当社製品と連携可能なファイアウォールやSIEM、IDS/IPS製品などを豊富に取り扱っており、さらに日本国内における大規模企業・組織および通信事業者との強固な関係があることから、『DAMBALLA Failsafe』と『DAMBALLA CSP』双方の価値を最大限に引き出してくれると確信しています。」


<Damballa, Inc.について>
Damballaは、情報漏えいを防止するため、境界防御を通過した攻撃による感染端末の行動を検知・分析・提供するネットワークセキュリティ監視システムです。この特許取得済みのソリューションは、世界のインターネットトラフィックの3割にあたるビッグデータを活用し、機械学習と組み合わせることで実現しています。Damballaは、世界の主要市場の企業や世界最大手のISP・通信事業者向けに4億以上の端末を保護しています。
詳細は www.damballa.com/jp をご覧ください。

<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様の情報インフラを最適化することで戦略的な情報活用を促進し、ご導入頂くお客様の先のお客様への貢献も見据えて支援する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用のノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,431億73百万円〔2015年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。

※ 記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

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この企業の情報

組織名
ネットワンシステムズ株式会社
ホームページ
http://www.netone.co.jp/
代表者
竹下 隆史
資本金
1,227,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-7025 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー
連絡先
03-6256-0600

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