新日鉄住金 SAFRANグループとチタン合金ビレットに関する長期供給に合意
- 新日鐵住金株式会社
- 2016年01月06日
- 13:41
新日鐵住金株式会社(以下「新日鉄住金」)は、世界有数の航空機ジェットエンジンメーカーであるフランスのSNECMA(スネクマ)社を傘下に持つ、SAFRAN(サフラン)グループ(CEO:Philippe Petitcolin、以下「SAFRAN」)との間で、チタン合金ビレットの新たな長期供給について合意致しました。
新日鉄住金は、すでにチタン合金ビレットの供給に関するSNECMA社の認定を取得し、供給を開始しております。今回の合意した契約は現契約を継承するものであり、新日鉄住金が東邦チタニウム株式会社との合弁で2013年に設立した日鉄住金直江津チタン株式会社の電子ビーム式溶解炉(Electron Beam Refining Furnace:「EB炉」)と真空アーク式溶解炉(Vacuum Arc Remelting Furnace:「VAR炉」)によるインゴット溶解に関する新規認定取得と製造を前提としております。
SNECMA社がゼネラルエレクトリック社(GE)との合弁で開発した新型エンジン”LEAP”(Leading Edge Aviation Propulsion)は、新型機ボーイング737MAX、エアバス320NEOに搭載されることが決まっており、今後の増産により新日鉄住金からの素材供給数量の増加が見込まれております。
新日鉄住金は今後成長が見込まれる航空機業界に対し、スクラップリサイクルに利点のある自社EB炉を活用し、より高品質で競争力のある素材提供を実現して参ります。
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