東京理科大学(学長:藤嶋 昭)は4月4日から、平成28年度「宇宙教育プログラム」の受講生の募集を開始した。これは、高校生および大学生を対象としたもので、“本物”をテーマとした講義や実習、模擬宇宙環境体験(パラボリックフライト実験)、最先端で活躍する研究者・技術者・飛行士との交流を通じ、プログラムを遂行する。応募締め切りは4月25日(月)。
「宇宙教育プログラム」は、国際的に活躍できる次世代宇宙科学技術者の人的基盤の裾野拡大と構築を目的として行われる事業(平成28年度に文部科学省より採択※)で、「講義」「実習」「体験」「講演」の4つのプログラムから構成。最先端の科学技術による本物体験を通じて宇宙科学技術を理解し、教育現場にその魅力を広く発信し興味の醸成を促すことのできる理科教員と、宇宙開発・宇宙産業の将来を担うことのできる研究者、技術者の養成を目的としている。
今年度も宇宙飛行士でもある向井千秋副学長をはじめ、同大所属の宇宙関連研究者である教員とともに、“本物”をテーマとした講義や実習、模擬宇宙環境体験(パラボリックフライト実験)、最先端で活躍する研究者・技術者・飛行士との交流を通じ、プログラムを遂行していく。
宇宙を目指す上で大切なことは、さまざまな人との繋がりの中で、それぞれが理解しながら真のチームを経験する事だと考えられる。同プログラムでは、チームとして切磋琢磨し、励まし合い、多くの困難を乗り越えながら、各自がミッションを達成することを目指す。
受講者が“本物”から学び、未来の子どもたちに宇宙科学技術の魅力を繋げていける活動となるよう鋭意推進していく。
(※)同プログラムは、文部科学省 宇宙航空科学技術推進委託費 委託事業(最先端宇宙科学技術で学ぶ「宇宙教育プログラム」の開発)によって実施される。
◆東京理科大学 宇宙教育プログラム 平成28年度受講生 募集概要
【エントリー期間】 4月4日(月)~25日(月)17:00
【募集定員】 30名(高校生10名/大学学部生20名)
【応募資格】
[高校生]
・平成28年度に高等学校に在籍している者または中等教育学校4年生以上の者(高等専門学校に在籍しているものは本プログラムの対象外)
・保護者の承諾を得ている者
・平成28年度に在籍する高等学校または中等教育学校の承諾を得ている者
[大学生]
・平成28年度に日本の大学の学部に在籍する者
【応募方法】
東京理科大学宇宙教育プログラムHP(
https://www.tus.ac.jp/uc/ )よりエントリーフォームに必要事項を入力し、送信(事前登録完了となります)。
事前登録完了後、「募集要項」をダウンロードし、要項内の以下の書類を作成後、メールにて応募。
(1)応募申請書
(2)自己推薦書
(3)小論文
■選考について
【一次選考結果通知日】 5月26日(水)※書類審査
【面接審査日】 6月5日(日)※一次選考合格者
【二次選考結果通知日】 6月15日(水)
■年間スケジュール(平成28年度)※予定
・6月15日(水) 選考結果通知
・6月26日(日) 開講式、第一回講義、講演等
・7月~翌年3月の日曜 講義、ディスカッション等
・8月下旬 パラボリックフライト実験
・12月下旬 合宿(CANSAT)
・2月中旬 海外体験プログラム(大学生のうち10名)
・2月下旬 特別体験プログラム(海外体験プログラムに参加しない者)
・3月中旬 講演会、閉講式
●東京理科大学「宇宙教育プログラム」
https://www.tus.ac.jp/uc/
(関連記事)
・東京理科大学が3月14日に「宇宙教育プログラム講演会」を開催 -- パラボリックフライト実験の報告会、特別講演および閉講式を実施(2016/03/04)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9237
▼本件に関する問い合わせ先
東京理科大学 広報課 担当 石黒・三宅
TEL: 03-5228-8107
FAX: 03-3260-5823
E-mail: koho@admin.tus.ac.jp
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