文教大学(埼玉県越谷市)は秋学期よりオリンピック・パラリンピックに関する教育プログラム講習を開催。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて「『オリパラ教育』ができる教員」を養成する。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを4年後に控え、今年の1月には東京都教育委員会が「オリンピック・パラリンピック教育」の実施方針を策定するなど、都内の小・中・高等学校では「オリンピック・パラリンピック教育」(以下、オリパラ教育)が展開されつつある。
それに際し、文教大学では、オリンピック・パラリンピックに関する有識者会議委員を務める人間科学部の二宮雅也准教授が「オリンピック・パラリンピックに関する教育プログラム講習」を開催する。
講習は主に教職を目指す文教大学生を対象とし、2016年10月より全6回のスケジュールで実施予定。
本講習の目的は、オリパラ教育について多角的視点と即戦力を持った教員を養成することである。
本講習では、オリンピック・パラリンピックの歴史や意義を多角的に理解するのに加え、それをどのように教育展開していくのか等をディスカッションしながら講義を進めていく。
詳細は下記の通り。
○内容
【講義編】
1.オリンピックの起源、歴史
2.オリンピック・パラリンピックとは何か
3.オリンピック・パラリンピックと共生
4.資本主義とオリンピック・パラリンピック
5.オリンピック・パラリンピックと未来
【実践編】
1.オリンピック・パラリンピック教育方法の実際
2.初等教育のオリンピック・パラリンピック教育方法の考案
3.特別支援学校における教育方法の考案
オリンピック・パラリンピックに特化した教育方法の検討によって、多くの教員を養成している同大では、将来教員として働く際に必要な授業実践方法を獲得する場となることが期待される。
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