ネットワンシステムズ、アリスタ・ヴイエムウェアとの戦略的提携による「SD-HCI」をコアとしたクラウドネットワークソリューションを販売開始

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~オンプレミスとクラウドを単一のポリシーでセキュアに接続し、容易な統合管理を実現。データセンター/事業拠点/クラウドを接続する包括的なネットワークアーキテクチャを提供~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、アリスタネットワークスとヴイエムウェアとの戦略的提携によるソフトウェア「SD-HCI(Software Defined Hyper Converged Infrastructure)」をコアとしたクラウドネットワークソリューションを、7月より販売開始します。主な販売対象は大規模企業・官公庁・自治体・データセンター事業者です。目標売上は初年度25億円です。

 近年、事業の迅速化・効率化やIoT/AIでのデータ蓄積・分析等でクラウドの利活用検討が進み、オンプレミスでもクラウドでも最適な場所で業務システムやデータを活用したいという要望が増えています。しかし、データセンター/事業拠点/クラウドを簡単・安全に接続するネットワークの全体像が描けないという課題があります。

 本ソリューションは、これらクラウド利活用を支援するため、オンプレミスとクラウドを単一のポリシーでセキュアに接続し、容易な統合管理を実現するものです。お客様の主なメリットは、クラウド利活用の加速、運用管理負荷の大幅な削減、既存の投資保護、セキュリティの向上です。

 本ソリューションのコアコンポーネントは、ネットワンシステムズが4月に設立した新会社「ネットワンコネクト合同会社」が、アリスタとヴイエムウェアのソフトウェアを統合して独自開発する、クラウドネットワーキングソフトウェアパッケージ「SD-HCI」です。

 「SD-HCI」は、オープンかつセキュアで運用管理が容易なクラウドシステムを構成するソフトウェアパッケージで、主な機能は以下の通りです。
⁃ プライベートクラウドネットワーキング機能:プライベートクラウド内の仮想的なオーバーレイネットワークの提供と、物理的なアンダーレイネットワークの自動プロビジョニング、及び、これら物理・仮想相互の連携によるプライベートクラウド内ネットワーク全体の統合管理
⁃ ハイブリッドクラウドネットワーキング機能:ハイブリッドクラウド環境を実現する、プライベートクラウドとパブリッククラウド間の仮想ネットワークの提供と統合管理
⁃ SD-WAN機能:迅速・柔軟でクラウド活用に適した拠点間WANを実現する、各事業拠点とプライベートクラウド/パブリッククラウド間の仮想ネットワークの提供と統合管理
⁃ セキュリティ機能:プライベートクラウド/パブリッククラウド/各事業拠点を横断した、アプリケーションの可視化/利用者単位でのアクセス制御/未知の脅威からの防御を実現する次世代型仮想ファイアウォールの提供、及び、セキュリティポリシーの動的変更と統合管理
⁃ 可視化(テレメトリ)機能:クラウドネットワーク全体の可用性向上を実現する、プライベートクラウド/パブリッククラウド/各事業拠点を横断した、リアルタイムでのネットワーク状況の高度な可視化・分析による障害の予防検知

 本ソリューションは、この「SD-HCI」と、ネットワンシステムズで検証・構成済みのハードウェア、マルチクラウドと閉域網で接続する「クラウドHUBサービス」、そして、計画・導入・運用・最適化の全フェーズにわたるライフサイクルサポートサービスで構成しています。

※「クラウドネットワークソリューション」の概要図はこちらからご覧いただけます。
http://www.netone.co.jp/news/release/20170405_01.html

 なお、「SD-HCI」の開発におけるアリスタ及びヴイエムウェアとの連携強化を目的として、新会社「ネットワンコネクト合同会社」にArista Networks, Inc. グローバルオペレーションズ&マーケティング担当 上級副社長のマーク・フォス氏、VMware, Inc. ネットワーキング&セキュリティ担当 最高技術戦略責任者のグイド・アッペンツェラー氏がアドバイザーとして参画します。

 具体的な提供ソリューションとして、7月より、まずデータセンター向けソリューションを販売開始します。この構成要素は、「SD-HCI」のプライベートクラウドネットワーキング機能、ネットワンシステムズで検証・構成済みのデータセンタースイッチやサーバなどのハードウェア、そして、ライフサイクルサポートサービスです。
 これによってお客様は、データセンター内のアンダーレイネットワークとオーバーレイネットワークを統合して、高品質かつ自動化されたクラウド基盤を実現し、大幅な運用負荷削減が可能になります。さらに、既設のネットワーク基盤及び仮想基盤とも統合可能で、既存の投資を保護します。

※「データセンター向けソリューション」の概要図はこちらからご覧いただけます。
http://www.netone.co.jp/news/release/20170405_01.html

 本ソリューションの今後の機能拡張ロードマップとして、10月以降に、「SD-HCI」にハイブリッドクラウドネットワーキング機能とセキュリティ機能を追加するとともに、「クラウドHUBサービス」と連携することで、セキュアなハイブリッドクラウドの活用が可能になります。来年初には、「SD-HCI」にSD-WAN機能を追加することで、拠点からのクラウド活用を支援します。また、可視化(テレメトリ)機能を組み込むことで障害の予防検知を実現してクラウドネットワーク全体の可用性を向上します。以後も継続して「SD-HCI」の機能を強化します。

 さらに、ネットワングループ全体でクラウドシステムの市場カバレッジ拡大を図るため、本ソリューションをネットワンシステムズからの直接販売及び子会社ネットワンパートナーズからのパートナー企業を経由した間接販売で提供するとともに、「SD-HCI」のみを新会社「ネットワンコネクト合同会社」から新規パートナー企業に販売します。

 ネットワンシステムズは、クラウド利活用を加速させるクラウドシステムの国内標準アーキテクチャをリードするポジションを目指し、クラウドシステムの提案・展開を加速してまいります。

■ 「SD-HCI」ソフトウェアパッケージの価格
2,000万円~(税抜)


<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,451億80百万円〔2016年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。

<ネットワンコネクト合同会社について>
ネットワンコネクト合同会社は、2017年4月に設立したソフトウェア専門の企業です。世界最先端のクラウド基盤ソフトウェアを日本市場向けに導入・運用が容易な形に最適化・統合して、独自のクラウドネットワーキングソフトウェアパッケージとして提供します。

※ 記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

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この企業の情報

組織名
ネットワンシステムズ株式会社
ホームページ
http://www.netone.co.jp/
代表者
竹下 隆史
資本金
1,227,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-7025 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー
連絡先
03-6256-0600

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