立命館大学の国際関係学部が2018年度開設の設置認可申請を行っていた「アメリカン大学・立命館大学国際連携学科」は6月30日、文部科学省から設置認可を受けた。海外大学との学部間ジョイント・ディグリー・プログラムを開設するのは本学が日本で初めてとなる。
立命館大学は1988年、西日本で初めて本格的な国際系学部を設置し、国内での教育・研究の国際化をリードしてきた。国際関係学部は開設30周年を迎える2018年4月、教育を国際水準に高めるべく、アメリカン大学(米国 ワシントンD.C.)と共同で本学科を設置することになった。
このプログラムでは、本学国際関係学部とアメリカン大学School of International Service (SIS)が連携して、西洋型・日本型の双方の視点を備えた「グローバル国際関係学」を学ぶ共同のカリキュラムを設計し、将来の国際社会や日米関係のリーダーシップを担うことができる人材を育成することを目指している。学生は古都・京都、そして、米国の首都であり、国際機関が集積するワシントンD.C.でそれぞれ2年ずつ学ぶ。今後、2018年4月の開設に向け、両大学が密接に連携して学生を育成していく仕組みの具体化に取り組んでいく。
<君島 東彦 国際関係学部長のコメント>
このジョイント・ディグリー・プログラムでは、欧米中心の世界秩序の激変を見通して、京都とワシントンD.C.にある日米それぞれを代表する国際関係学部が緊密に連携して、これからの世界を担う有為の人材の育成を目指します。
【名 称】 アメリカン大学・立命館大学国際連携学科
【入学定員】 25名(立命館大学20名、アメリカン大学5名)
【学位名称】 学士(グローバル国際関係学)
【開設日】 2018年4月1日
【開設場所】 衣笠キャンパス(京都府京都市)
※学びの特徴は資料参照
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