ネットワンシステムズ、企業管理外のクラウド利用を可視化するセキュリティサービスを提供開始。推奨対策も提示し、セキュリティ強化と生産性向上を支援

  • ネットワンシステムズ株式会社
  • ネットワンシステムズ株式会社

~シャドーITとして利用されているクラウド/利用者/危険度/通信量を可視化。危険度や利用頻度などの判断材料から推奨対策を提示~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行)は、企業が管理していないクラウドの利用状況を可視化して推奨対策も提示する国内初のセキュリティサービス「CASBサービス Shadow IT 可視化メニュー」を、本日より提供開始します。主な販売対象は、大規模企業・自治体・サービス事業者です。目標売上は初年度3億円です。

 近年、利便性や迅速性の観点から、データ保管/共有やメール/カレンダーなどのクラウドサービスが多く利用されています。しかしその一方で、企業が管理・把握していないクラウドを社員個々が利用する“シャドーIT”も増加しており、セキュリティ面で大きな課題となっています。

 この課題に対して、本サービスは以下の機能を提供します。
 - 利用しているクラウド/利用者/通信量/危険度を可視化する「シャドーIT可視化機能」
 - 可視化結果を踏まえた推奨セキュリティ対策と判断材料を提示する「レポート機能」
 - 運用管理を支援する「テクニカルサポート機能」

 これによって導入企業は、可視化したシャドーITの利用状況と推奨対策を踏まえ、危険度が高いクラウドへの接続を遮断したり、必要性が高い機能は企業で管理・許可したりするなどの施策を通じて、セキュリティ強化と生産性向上を図ることが可能です。

 なお、企業が許可するクラウドについても、高度なセキュリティを付加することで活用促進を支援するメニューを今後追加する予定です。

※概要図は以下よりご覧いただけます。
http://www.netone.co.jp/news/release/20170906_01.html

■ 「CASBサービス Shadow IT 可視化メニュー」の詳細
《シャドーIT可視化機能》
本機能は2万以上のクラウドを判別可能で、利用しているクラウドと利用状況を可視化することで、対策優先度の判断を支援します。具体的には、以下項目がWebポータルで簡単に確認可能です。
 - 危険度分類:利用中のクラウドのリスクを50項目にわたって分析し、10段階で分類
 - 機能分類:利用中のクラウドを、データ保管/資料共有/SNSなどの機能別で分類
 - 利用者の可視化:Active Directoryと連携し、クラウド単位で利用者を把握
 - 通信量の可視化:クラウド単位でインバウンド/アウトバウンドの通信量を把握

《レポート機能》
シャドーITの可視化情報をもとに、“遮断を推奨”や“内容や利用理由の調査を推奨”等のセキュリティ対策を四半期単位で提言します。また、その判断材料となる以下情報も報告します。
 - 特に危険度の高いクラウドの概要と、想定されるリスク
 - 利用頻度の高いクラウド(アクセス数やインバウンド/アウトバウンド通信量から判断)
 - その他、危険度別・機能別のクラウド数や、前回レポート時からの傾向変化など

《テクニカルサポート機能》
サービスデスクを用意し、本サービスの機能や利用方法などの問い合わせに回答することで、運用管理担当者の負荷を軽減します。

※<管理画面>のイメージは以下よりご覧いただけます。
http://www.netone.co.jp/news/release/20170906_01.html

なお、本サービスは、Skyhigh Networks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Rajiv Gupta)のCASB(Cloud Access Security Broker)ソリューションと、ネットワンシステムズ独自の運用・最適化サービスを組み合わせて構成しています。

サービス詳細は以下をご覧ください。
http://www.netone.co.jp/biz/service/cloudservice-casb.html

■ 「CASBサービス Shadow IT 可視化メニュー」の価格(税別)
年額:1ユーザあたり5,040円~(別途初期費用が必要)

■ Skyhigh Networks, Inc.のコメント
 Skyhigh Networks, Inc. CEOのRajiv Gupta様より以下コメントを頂戴しております。
 「Skyhighのクラウド・アクセス・セキュリティ・ブローカー(CASB)プラットフォームは、複雑化するビジネス環境で日本企業が競争力を向上するために、クラウドサービスの利用拡大を支援します。CASBプラットフォームは、必要なデータの可視性やガバナンス、そして、脅威からの保護を可能にします。今回のネットワンシステムズとのパートナーシップに基づいて提供するサービスによって、お客様が安心してクラウドサービスを活用できるようになることを光栄に思っています。」


<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,572億36百万円〔2017年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。

※ 記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
ネットワンシステムズ株式会社
ホームページ
http://www.netone.co.jp/
代表者
竹下 隆史
資本金
1,227,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-7025 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー
連絡先
03-6256-0600

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所