東洋学園大学 現代経営学部のゼミナール(本庄加代子准教授)の学生らと、本学理事長愛知太郎が7月9日(月)16時から、『働き方改革』の実際について学ぶため、総務省行政管理局のオフィスを見学し、日本全体の組織の『働き方改革』を推進される箕浦龍一氏(総務省行政管理局企画調整課長)のお話を伺います。
見学の目的は、就職活動中の大学生が新しい組織のあり方を実感し、企業評価への一つの視点を獲得すると共に、社会人になった時に、既存組織に対して新しい働き方を提案できる力を養っていくことにあります。また、日ごろ接点のない大学トップや職員と共に見学することで、将来の組織を担う人材として、組織を俯瞰した目線を体感していくことも狙いとします。
2026年、東洋学園は創立100周年を迎えます。100周年に向かって、高等教育機関としての社会的付加価値を見直し、大学生と社会との接点を強化することで、社会に真に貢献できる人材育成を模索しており、本授業もその一環として位置づけられます。
■「未来の社会人」が学ぶ、『働き方改革』の意義
6月29日(金)、残業時間の上限規則や、''高度プロフェッショナル制度''の導入などが柱となる『働き方改革関連法』が参院本会議で可決し、成立しました。『働き方改革』の重要性に関しては声高に世論で叫ばれる一方で、総務省の行政管理局は2015年からいち早くオフィス改革から『働き方改革』に取り組んでいます。
しかしながら、残業管理に終始し、業務フロー全体の見直しや効率化への具体的施策の導入は、多くの企業がそのあり方に戸惑っているのが現実です(参照:
https://www.jma2-jp.org/article/jma/k2/categories/426-mh180402 )。東洋学園大学では、働き方改革の最前線の視察を通して、未来の社会人である大学生に、まだまだ未知数の『未来の働き方』を自ら考えること機会を提供します。
■新人の柔らかい思考だからこそ、新しい「働き方」を啓蒙できる
本庄准教授は実業出身の研究者であり、長年企業の経営指導をしてきました。その中で既存の仕組みの中で根本的に新しい仕組みを導入し定着させる難しさを実感しているといいます。そこで「既存の仕組みを知らない柔らかい思考を持った大学生が、『働き方改革』という新しい目線で職場を見る目を養い、新しい働き方を啓発していくことに意義があると考える」と話しています。また学生は全員、初の省庁への見学ということで緊張をしていながらも最近話題になっている『働き方改革』について肌で感じようとする声が多く聞こえてきています。自ら学生と共に同行する愛知太郎理事長は「新しい社会の仕組みに対応できる人材育成とは何かを、大学生と共に考え続けることそのものに意味がある」と述べており、今後もこうした取り組みを実践していきたいとしています。
■見学詳細
日時:2018年7月9日(月)16:00~
場所:総務省 行政管理局 (東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館)
参加者:東洋学園大学 代経営学部准教授 庄加代子・学生12名、理事長 愛知太郎、職員 小関考友
目的:総務省行政管理局が推進しているオフィス改革の現場を大学生が見学することで、生産性が高い企業とは何かを考え、就職活動時に企業を評価する視点や自ら就業先への提案ができる力を養う。
内容:総務省行政管理局のオフィス見学、総務省行政管理局企画調整課長 箕浦龍一氏インタビュー(参照:
https://www.jma2-jp.org/article/jma/k2/categories/425-mh180401 )
▼本件に関する問い合わせ先
東洋学園大学 広報室
(担当:木村・大竹・清水)
住所:東京都文京区本郷1-26-3
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