東京理科大学 教育支援機構 理数教育研究センター(センター長:秋山 仁)では、実力ある理数教員の養成をめざした研究教育活動を行っています。
このたび本センターでは、日本の理数力強化に資するべく、中学・高等学校の現職理科教員や高校生、教員志望の学生(大学院・学部)、一般の方を対象とする公開シンポジウム「国際科学オリンピック-メダリストに学ぶ」を、来る10月28日(日)に本学神楽坂キャンパス(東京都新宿区)にて開催いたします。
国際科学オリンピックのうち、日本は数学(開始1959年・初参加1990年)、情報(同1989年・1994年)、化学(同1968年・2003年)、生物学(同1990年・2005年)、物理(同1967年・2006年)、地学(同2007年・2008年)、地理(同1996年・2000年)の7教科に参加しています。また、日本はこれまでに6度の主催(数学2003年、生物学2009年、化学2010年、地理2013年、地学2016年、情報2018年)を経験し、今後は生物学を2020年、化学を2021年、物理を2022年、数学を2023年に主催予定です。
2012年度から開催を始めた公開シンポジウムの第7弾として、今年度も上記7教科から1名ずつ、科学オリンピックでメダリストとなった優秀な若手より、出場時の回想や、出場経験で得たもの、現在の視座から見たオリンピック出場の意義などを語っていただきます。
各教科の科学オリンピックで問われる能力と日本の高校理数教育との関連性、理数教育の改善に向けたヒント、科学オリンピック参加・主催の意義を浮き彫りにします。
また、今年度の本シンポジウムは、東京理科大学ホームカミングデー2018(神楽坂キャンパス)と同日開催となります。ホームカミングデーは本学卒業生向けのイベントとなりますが、一般の方にもご参加いただけます。
公開シンポジウム「国際科学オリンピック-メダリストに学ぶ」実施概要
■日 時:2018年10月28日(日) 13:00~16:50(受付12:30~)
■会 場:東京理科大学 神楽坂キャンパス 1号館17階 記念講堂(東京都新宿区神楽坂1-3)
JR総武線、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線『飯田橋駅』下車 徒歩3分
都営大江戸線 飯田橋下車 徒歩3分
■プログラム:
12:30 受付開始
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~13:25 講演(1) 科学オリンピックと人材育成(文部科学省 坂本修一 氏)
13:25~13:40 講演(2) 数学オリンピック体験から(数学メダリスト 金城翼 氏)
13:40~13:55 講演(3) 情報オリンピック体験から(情報メダリスト 坂部圭哉 氏)
13:55~14:10 講演(4) 物理オリンピック体験から(物理メダリスト 高橋拓豊 氏)
14:10~14:25 休憩
14:25~14:40 講演(5) 化学オリンピック体験から(化学メダリスト 竹内碧 氏)
14:40~14:55 講演(6) 生物学オリンピック体験から(生物学メダリスト 中桐悠一郎 氏)
14:55~15:10 講演(7) 地学オリンピック体験から(地学メダリスト 土井聖明 氏)
15:10~15:25 講演(8) 地理オリンピック体験から(地理メダリスト 日名子晃一 氏)
15:25~15:40 休憩
15:40~16:40 パネルディスカッション 7教科メダリスト主体
司会:ラオちぐさ 氏(JST理数学習推進部)
16:40~16:50 閉会挨拶
■対 象:中学・高等学校の現職教員、高校生、教員志望の学生(大学院・学部)、本学教職員、一般の方
■参加費:無料
■定 員:200名
■共 催:日本科学オリンピック委員会/理窓会(東京理科大学 同窓会)
■後 援:文部科学省/国立研究開発法人 科学技術振興機構
■申込方法:本学理数教育研究センターHP(
https://oae.tus.ac.jp/mse/event/ )の申込みフォームより、必要事項を記入して申し込みください。
■一般の方からのお問い合わせ先
東京理科大学 教育支援機構 理数教育研究センター(事務局:学務部学務課)
TEL:03-5228-7329/FAX:03-5228-7330
E-mail:rcmse@admin.tus.ac.jp
■報道関係者の皆さまからのお問い合わせ先
東京理科大学 広報課 担当 三宅・甚田
TEL:03-5228-8107 FAX:03-3260-5823
E-mail:koho@admin.tus.ac.jp
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