湘南工科大学(神奈川県藤沢市)教職センターは8月5日、現役教員の卒業生と教職課程の学生の交流を図ることを目的とした「第3回講演会&ワークショップ」を開催した。参加者は年々増加しており、第3回目となる今年はOB・OG24名、同大教職員14名、学生79名と過去最大となった。当日は、同大OBで藤沢市立湘洋中学校の教諭である橋本将行氏による基調講演と、教職に就いたOB・OGと学生および同大の教員を交えたグループ・ワークを実施した。
湘南工科大学の教職センターは、同大の卒業生や学外の教育機関などと連携・交流を深め、教職課程をより発展させていくために設置されたもの。3回目となる「講演会&ワークショップ」は、楽しみにしているというOB・OGも増えており、今年は過去最大の参加人数となった。
当日、第1部は同大OBで藤沢市立湘洋中学校教諭の橋本将行氏が「学校教育の現状と課題―主体的、対話的、深い学びの実現に向けて」と題した基調講演を実施。学生からは「現場の生の声を聴くことができ大変勉強になった」などの感想があがった。
第2部のワークショップでは、基調講演を受けて参加者全員がグループに分かれ「今、教員に求められている力」について互いの意見を述べ合った。
参加した学生は、教職に就いた後のキャリア(働くことにまつわる「生き方」)についてOB・OGに確認しながら、自分の歩む道を考えることができ、卒業生と在学生が有意義な時間を共有することができた。
教職センターでは、来年以降もOB・OGと在学生が学びあう機会を継続的に企画し、提供していく予定。
●教職センターについて
2017年4月、教職課程を履修する学生に対する修学支援や就職支援を目的として発足。スタッフは、学科教員・教職センター教員・教職アドバイザーで構成され、教職課程の講義・演習を担当するほか、個別相談、自主学習のサポート、教育実習のサポート、教員採用試験対策、情報提供など、教員免許を取得し教員採用試験に合格するまでの支援を行っている。
また、近隣の自治体の教育委員会と連携し、実践的で深い学びができる機会を提供。他にも、模擬授業、教員採用試験対策講座や模擬面接講座、教員として活躍する卒業生との交流会など、さまざまな企画も実施している。教員になったOB・OGのサポートを卒業後も行っているので、安心して教鞭を執ることができる。
▼本件に関する問い合わせ先
湘南工科大学 大学事務局
住所: 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25
TEL: 0466-30-0222
FAX: 0466-35-2055
E-mail: ichimuras@center.shonan-it.ac.jp
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