このたび関西大学外国語学部の井上典子ゼミでは、地域や企業と連携して、堺市および万博記念公園エリアの外国人観光客向けパンフレット(英語・日本語)とガイド動画を制作しました。各パンフレットは、関西国際空港や大阪市内の観光案内所、万博記念公園エリアにおいて、2月中に配架・活用が開始されます。
【本件のポイント】
・学生が堺市&万博記念公園エリアの「外国人観光客が必要とする観光パンフ&ガイド動画」を制作
・外国人観光客へのアンケート調査でニーズを確認し、現地ガイドへのヒアリングで通な情報も収集
・2月から、関西国際空港や大阪市内の観光案内所、万博記念公園エリア等でそれぞれ配架・活用が開始
■''外国人観光客が必要とする観光マップとは何か''をしっかり議論したうえで、外国人のニーズを調査
2018年秋、堺市との連携事業として、インバウンドに向けた英語パンフレットの制作プロジェクトが始動。学生らは、国内外の魅力的なマップをリサーチしたうえで、「外国人観光客が喜ぶ観光マップ」の理想像を議論しました。そして、外国人観光客へのアンケート調査を通じたニーズの把握、および現地ガイドへの取材を通じた地域ならではの通な情報の収集などを行い、1年掛かりで実用的でユニークなパンフレットを完成させました。
またその過程で、大阪府からの受託事業として万博記念公園の誘客事業を推進している指定管理者「万博記念公園マネジメント・パートナーズ」より連携の話があり、2019年夏に万博記念公園エリアのガイドマップ制作事業にも着手。万博記念公園やEXPOCITYをはじめとする同エリアの様々な企業と連携し、自然、文化、スポーツ、娯楽など多方面にわたる魅力が詰まったパンフレットに仕上げました。
■ 紙で伝えきれない部分は動画で補足。2020年2月から各エリアで実際に活用
堺市には従来、各観光施設の個別パンフレットはあったものの、市内の名所を一日で巡ることを想定したガイドがありませんでした。学生らはそこに着目し、食や文化を楽しみながら一日で主要スポットを巡ることができる2種(「古墳の魅力編」と「チンチン電車で巡る伝統産業都市編」)のガイドを制作しました。
「古墳の魅力編」では、古墳の成り立ちや世界遺産登録までの歩み、その特長・魅力などを紹介。また、食事処やカフェ・スイーツ情報も掲載し、徒歩や自転車で巡ることができる周遊ガイドとなっています。
一方、「伝統産業都市編」は、茶の湯や線香、刃物、注染など堺が誇る伝統産業の紹介をはじめ、体験スポットやお土産処、地域で愛されるグルメ情報を掲載。チンチン電車も活用した観光名所の周遊ガイドとなっています。
堺版、万博版いずれも今年2月から各エリアで実際の観光客らを対象に活用される予定です。紙で表現しきれない部分(チンチン電車の乗り方、レンタサイクルの使用方法など)は、学生自らが出演するガイド動画を制作し、パンフレット内に二次元コードで埋め込んでいます。
<外国人観光客向けパンフレットの概要>
【種 別】
(1)堺市観光ガイド~古墳の魅力編~(英)
(2)堺市観光ガイド~伝統産業都市編~(英)
(3)万博記念公園エリア観光ガイド(英・日)
【価 格】 無料(フリーペーパー)
【特 長】 下記、URLよりご覧ください
【配架場所】 関西国際空港、大阪市内の観光案内所、万博記念公園エリア(EXPOCITY、万博記念公園) ほか
▼堺市観光ガイド〔PDF〕
・古墳の魅力編
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pdf/pressrelease/kofun.pdf
・伝統産業都市編
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pdf/pressrelease/tradition.pdf
・ガイド動画〔関西大学YouTube公式チャンネル〕
https://www.youtube.com/playlist?list=PLiKPy0Du6x1BHXesQrJZ22cMKKLDovQgo
▼本件の詳細▼
・関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No70.pdf
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