乃村工藝社グループでは、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式(ニューノーマル)」を実感できるように9月18日より『自然に気づこう、保とう。フィジカルディスタンス※1』を展開します。自分だけでなく相手への感染を防ぐために、厚生労働省では保つべき距離として相手と2m(最低でも1m)取ることを推奨しています。互いに両手を広げ、ぶつからない距離がおおよそ2mです。
空間創造活性化を実現する企業として安心・安全な距離間隔を自然に取ることがこれからのニューノーマルと考え、社内や施工現場内で等身大のグラフィックやポスターを設置します。今後は、商業施設や文化施設、学校、工事現場の仮囲いなどでの展開も検討してまいります。
グラフィックは乃村工藝社のビジュアルデザインチーム「IVD※2」が担当。人との距離を取ることをネガティブにとらえるのではなく、人との間に優しさが生まれるものとしてデザインしています。
乃村工藝社グループは、今後も社会課題の解決につながる空間価値の提供で、人びとに「歓びと感動」をお届けしていきます。
※1 「フィジカルディスタンス」とは
日本でよく使われている、2m以上の対人距離を呼びかける「ソーシャルディスタンス」(社会的距離)という言葉は、「人とのつながりの減少により社会的孤立が生じる」恐れがあることから、世界保健機関(WHO)では「身体的、物理的距離」を意味する『フィジカルディスタンス』に言い換えるよう推奨しています。
※2 「IVD」
乃村工藝社のビジュアル・グラフィックのプロフェッショナルチームです。
ビジュアルの視点から空間へアプローチしていくクリエイティブスタイルにより、新しいブランド価値を創出します。
チームリーダー:鈴木不二絵のコメント
コロナ禍の緊急事態宣言下において「社会のためにクリエイターとして何ができるのか」ということを今まで以上に考えるようになり、そして「IVDとして何ができるのか」を意識していくことが、自然に今後のチームの課題となりました。そのような中で、今回の「自然に気づこう、保とう。フィジカルディスタンス」において、当社だけの取り組みにとどまらず社会へ広げて行こうという思いを持ち、チームとして積極的に参画することに致しました。
当社は人と人とが集う空間創りのプロフェッショナル集団です。相手を想う優しさを持ちながら、人と人とが空間を介してつながる当社らしいビジュアルアプローチを行いました。
担当デザイナー:萩谷綾香のコメント
当プロジェクトのデザインでは、人びとが性別・人種の垣根を越えて「フィジカルディスタンス」を取る様子を表現しています。ひとりひとりがコロナ禍と向き合いながら、多様性を受け入れ互いを思いやる、これからの社会の風景を想起させることができればと考えています。
乃村工藝社について
https://www.nomurakougei.co.jp/
1892年の創業以来、商業施設、ホテル、ワークプレイス、博覧会、博物館などのさまざまな空間の総合プロデュース企業として、全国10拠点を展開し、プランナー、デザイナー、プロダクトディレクターなどの専門職が総計1,000名以上在籍しています。創業から120年以上にわたり培ってきた総合力とデジタルテクノロジーを活かし、地域活性化をはじめ社会課題の解決につながる空間価値の提供で人びとに「歓びと感動」をお届けしています。
- 本件に関するお問合わせ先
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株式会社乃村工藝社 総務管理本部 広報部 担当:山崎
TEL:03-5962-4361 /MAIL:prs@nomura-g.jp