地域医療への包括的な視野を持つ人材の育成を通して、将来の医療に貢献。
地域医療の現状を踏まえ、課題解決にともに取り組む。
学校法人東京薬科大学(所在地:東京都八王子市、以下「東京薬科大学」)は、このたび武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)と、「地域医療のイノベーション実現を目指した教育・研究に関する協定」を締結しました。
今回の取り組みは、教育機関と製薬企業という業界の垣根を超えながら連携し、それぞれが蓄積してきた経験や知見を活用することで、地域医療への貢献を目指すものです。
東京薬科大学は武田薬品とともに、地域医療の現状を踏まえた薬剤師への期待や役割、そして医療環境変化や医療の未来やデジタルの進歩など、多岐にわたるテーマに関する教育・研究プログラムに取り組んでいくことを通じ、地域医療の課題解決を目指し、また地域医療を支える人材の育成にもつなげていきます。
近年の医療教育・研究に期待される役割は幅広く、地域完結型の医療を目指す現在の流れの中においても、その重要性はさらに増しています。薬剤師等には、それぞれの都道府県や自治体が進める地域包括ケアシステム構築への積極的な参画が求められ、医療を取り巻く日本の社会制度や政策に関してもより深い理解を持つことが必要となっています。地域の中心として機能する病院で勤務する薬剤師も、患者さんの多様なニーズに応えるため、幅広い疾患への理解や、デジタルツールを用いた治療の進展など、より広範な分野への知見が求められています。
東京薬科大学は、武田薬品との双方向のやり取りを通じ、これからの地域医療が抱える課題解決に先進的に取り組み、ともに持続的な医療環境の整備を目指します。
武田薬品の医療政策・アクセス統括部長の岩下圭二は、「この度、地域医療の在り方に関する研究につきまして、東京薬科大学と協定を締結できたことを喜ばしく思います。今後の研究を通し、私たちは地域医療に貢献していきます。また本研究への取り組みが、次世代の育成にも役立つことを期待しています。」と述べました。
また東京薬科大学 学長 平塚 明は、「地域医療への貢献を目標に、これからの薬剤師や医療関係者が取り組むべき最新の情報や課題を、武田薬品と協働で学生教育や研究に活かせていける場ができたことを大変嬉しく思います。この新たな産学連携を活用し、地域医療を支える薬剤師等の育成・研究に関する日本のトップランナーの東薬として、頑張っていきたいと思います。」と述べています。
▼本件に関する問い合わせ先
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