株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:望月 渡)は、この度、2020年の年間タレント別テレビCM出稿量およびテレビCM起用社数(関東地区)※をまとめましたので、お知らせいたします。
なお、今回は2020年1月1日~11月22日までを集計対象とした結果速報です。12月31日までを対象とした確定版の結果につきましては、改めてお知らせいたします(2021年2月予定)。
■2020年の年間テレビCM出稿量1位は米倉涼子、テレビCM起用社数1位は橋本環奈と広瀬すず
タレント別テレビCM出稿量(秒数)で首位となったのは「米倉涼子」で、前年の11位から大きく順位を上げています。「興和」「楽天モバイル」などのCMに出演しており、2020年はこれまで以上の躍進です。
2位の「橋本環奈」は「NTTドコモ」などのCMに出演、前年16位から大きくジャンプアップ、3位の「田中圭」も「BOAT RACE振興会」などのCMに出演し、前年9位から順位を上げています。映画やドラマ、数多くの話題作に出演する二人がCM出稿量でも上位に食い込む形となりました。
そのほかにも、大幅にランクアップしたのは、「ソニー損害保険」「興和」などのCMに出演した「松本白鸚(藤間昭暁)」(前年97位→7位)、「ソフトバンク」「スマートニュース」などのCMに出演した「千鳥」(前年72位→10位)です。千鳥は、タレントイメージ調査(2020年8月調査)の男性タレント人気度でも5位にランクインしており、生活者と企業の双方からの支持を得ていることがわかります。
また全体を通して、携帯キャリアのCM出演者が多数ランクインしているのは例年の傾向ですが、トップ10にランクインした顔触れの半数以上が入れ替わったことは今年の特徴といえるかもしれません。
タレント別テレビCM起用社数では、「橋本環奈」と「広瀬すず」が同数の20社で首位となりました。両名とも昨年より起用社数を大きく増やしています。
※ビデオリサーチのグループ会社である株式会社ビデオリサーチコムハウスが、関東地区において「いつ」「どの局で」「何の(企業・商品)」CMが放送されたのかを収集し、独自の基準によって取りまとめた国内最大のテレビCMに関するデータベースであるテレビ広告統計により集計。テレビ広告統計は、ビデオリサーチがデータの提供を行い、ユーザニーズに応じて、月報(翌月)、週報(二週後)、テレビCM速報[全国テレビCMデータ](オンエア翌日)など様々なタイミングで関連業界にてご活用いただいております。
【集計概要】
集計対象局:関東地区 民放5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)
集計対象期間:2020年1月1日~2020年11月22日のオンエアCMを対象
※当リリースは、2020年1月1日~10月31日データはテレビ広告統計・月報(確定データ)、11月1日~8日はテレビ広告統計・週報(確定前データ)、11月9日~22日は全国テレビCMデータ(確定前データ)の各データを使用
※本リリースは速報版のため、確定版(2021年2月予定)とはデータや順位が異なる可能性があります。