SAS、6種類の「SAS(R) High-Performance Analytics」新製品を発表

~インメモリ処理によるスピードと柔軟性で大量データ処理のボトルネックを解消し、短時間で洞察を獲得~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、顧客のビジネスニーズに合わせて機能を特化させたハイパフォーマンス・アナリティクスの新製品6種類を発表しました。本年6月より提供開始予定の以下の新製品は、「データマイニング」、「テキストマイニング」、「最適化」、「統計」、「フォーキャスティング(予測)」、「計量経済学」の6つのアナリティクス手法/分野に特化しています。インメモリ・アナリティクスによる高速性と柔軟性を備え、データの量や種類、業種を問わずその効果を発揮します。

・「SAS(R) High-Performance Data Mining」(データマイニング)
・「SAS(R) High-Performance Text Mining」(テキストマイニング)
・「SAS(R) High-Performance Optimization」(最適化)
・「SAS(R) High-Performance Statistics」(統計)
・「SAS(R) High-Performance Forecasting」(フォーキャスティング)
・「SAS(R) High-Performance Econometrics」(計量経済学)

ユーザーは今後、必要な製品を1つないし複数選択することで、ビッグデータを対象とした分析タスクをインメモリ処理で素早く実行し、それぞれのビジネス課題に合わせて最善の形で対応することができます。データ・サイエンティストやアナリスト、統計家は、定評あるSASのアナリティクス機能を用いて、構造化データおよび非構造化データから迅速に洞察を導くことができます。

IDCのワールドワイド・ソフトウェア&サービス担当シニア・バイス・プレジデントであるHenry Morris氏は、「SAS High-Performance Analyticsの新製品によって、企業は大量データを処理することに伴うボトルネックを克服することができます。このような機能特化型のインメモリ・アナリティクス製品は広範な利用が可能で、あらゆる業種・業務で応用できる点が特長です。他の製品では、その用途が特定の課題に限定されていたり、高度な予測機能を持ち合わせていないのに対し、SASのアナリティクス製品は、ほぼすべての用途でその効果を発揮します」と述べています。

SASのアドバンスド・アナリティクス製品は世界各地で採用されており、IDCの最新のレポートでは35.2%の市場シェアを誇り、過去3年間で着実な伸びを示しています。なお、2位~5位の競合4社のシェアを合計しても、わずか21%にとどまっています。

これら6つの機能特化型製品には、洞察を高める新たな分析アルゴリズムが採用されているほか、データ準備のプロセスを効率化するハイパフォーマンス・プロシジャも採用されています。アナリストにとって、モデリングのためのデータの準備作業は、割り当てられるプロジェクト時間の大半を費やして行われるものですが、この機能によって、こうした時間を短縮することができます。

SASの上席副社長 兼 最高マーケティング責任者(CMO)であるジム・デイビス(Jim Davis)は、「SAS High-Performance Analytics製品は、スピードを追求することでスピード以外のメリットをもたらします。従来よりも大幅に高速な演算が可能になり、アナリティクスのプロセスと効果は一変します。例えば、これまで以上に多くのデータを対象に分析できるため、より優れた結果が得られます。さらに、確実な効果が期待できるものの、従来はインフラストラクチャ上の制限から実用的ではなかったアプローチを駆使することさえ可能になります」と述べています。

これら最新の製品群は、超並列処理(MPP)環境で動作します。そこでは、多数のサーバー・ブレードを対象に、複雑な分析タスクを分散させることで、並列的な演算処理を行います。各ブレードはそれぞれ独自にメモリを保有しているため演算スピードは速く、これまで数時間を要したジョブを、わずか数分・数秒単位で実行できるようになります。これらの新製品は、従来対応していたTeradata、Greenplum、Hadoopのほか、新たにOracleにも対応しています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2013年4月29日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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