昭和女子大学(東京都世田谷区/学長:小原 奈津子)は、学生が海外の大学生や社会人等とお互いの言語を使用して相互学習・交流するプログラム「Language Exchange Partner Program」を立ち上げ、コロナ禍でリアルな留学ができない中、学生たちが積極的に参加しました。
■双方の言語を''交換''
このプログラムでは週に1回1時間程度、海外協定校の日本語学習者と昭和女子大学の学生がオンラインでペアとなり、日本語と相手の言語で対話します。今年度は英語と韓国語のプログラムを開催しました。
英語プログラムは、本学のボストンキャンパス「昭和ボストン」で日本語講座を受講している社会人・大学生や地元の高校から募集しました。韓国語は、協定校である韓国・淑明女子大学の学生です。ペアは、昭和女子大学国際交流センターが語学の習熟度を中心に、学年や趣味などを考慮してマッチングしました。
英語は4組、韓国語は38組が1月末まで5回にわたり取り組みました。活動時間はペアごとに時間を決めて行っており、ボストンとの活動は時差を考慮しながら日時を調整しました。
■高まる国際交流ニーズに応える
かねてより昭和女子大学では、日本語を学びたい留学生と日本語で話す「日本語会話パートナー」や、海外からの留学生と互いの言語で話す「ランゲージエクスチェンジ」を対面で実施していました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受け、留学プログラムが軒並み中止となり、学内の留学生も激減しました。そこで今回、日本語を学びたい海外の大学生らと双方の言語を用いてオンラインで学習・交流するプログラムを企画しました。
企画・運営にあたる国際交流センターでは「コロナ禍で厳しい状況が続いていますが、外国人学生と交流したいという学生の意欲は変わらない」と留学できない学生たちのグローバル志向に応えるべく、世界各国43校の協定校とのパートナーシップ関係を活かし、新たなアイデアを積極的に試行しています。
本プログラムは新年度も4月に英語、韓国語に加え、新たに中国語も募集を開始し、7月にかけて全10回にわたって実施する予定です。
▼本件に関する問い合わせ先
昭和女子大学 広報部
TEL:03-3411-6597
メール:kouhou@swu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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