介助犬の育成・普及の支援を始め18年。今年も入社式に、日本介助犬使用者の会会長および兵庫介助犬協会理事長らを招き、寄付金の贈呈を行います。また、介助犬への理解促進のため、PR犬によるデモンストレーションを行います。
不動産・リフォーム・広告代理・進学塾等を手掛ける株式会社ウィル(本社:兵庫県宝塚市/代表取締役社長 坂根勝幸)は、来る2021年4月1日(木)、新入社員入社式にて1,377,000円を兵庫介助犬協会等に贈呈しますので、お知らせ致します。
※新型コロナウイルスの影響により中止または、規模を縮小する場合がございます。
▲関係者と新入社員(2019年4月当時)。新入社員は、入社初日に自社の社会貢献活動について理解を深めます。
株式会社ウィルは、2010年1月より「契約募金」制度を開始しました。「契約募金」制度とは、顧客が当社を利用して住まいを購入した場合、自動的に募金ができる制度です。これらの積み上げによる2020年(2020年1月〜12月契約分)の募金総額は、1,377,000円となりました
(本募金制度開始時からの累計額は、14,137,000円)。来る4月1日(木)、全社員が出席予定の入社式の場において、契約募金を贈呈致します。贈呈式後は、兵庫介助犬協会のPR犬によるデモンストレーションを行い、全社員に対し、介助犬への理解促進を図ります。新入社員は、入社初日に自社の社会貢献活動について理解を深めます。 介助犬の育成・普及支援は、持続可能な開発目標(SDGs)の10番目の目標「人や国の不平等をなくそう」に該当すると考え、今後も一企業市民として積極的な啓発活動に取り組んで参ります。
▲全社員の前で、介助犬協会のPR犬が介助犬の仕事 のデモンストレーションを行います。(写真は、2019年4月撮影)
■「契約募金」について
当社おける、
□不動産仲介取引・受託販売の契約1件につき1,000円
□自社開発物件の引渡し1件につき10,000円
を、1年間積み上げ、介助犬協会等に寄託します。寄付先・寄付額は後掲の通りです。募金は当社が負担するため、顧客は当社を利用することで、介助犬育成・普及の支援のために寄付ができます。
■契約募金贈呈式概要
日時:2021年4月1日 (木)11時~(9時半~の入社式後に贈呈式を行います)
場所:アピアホール(宝塚市逆瀬川1丁目2-1 アピア1 5階)
寄付先及び寄付額:
1. 特定非営利活動法人兵庫介助犬協会/100万円
2. 公益財団法人 毎日新聞大阪社会事業団 「シンシア基金」/37.7万円
(シンシア基金に寄せられた浄財は補助犬の育成・普及に役立てられます)
■介助犬の現状
現在、介助犬の実働数は、日本全国で57頭、兵庫県においては2頭です(2020/10/1現在)。
全国で15,000人と言われている介助犬を必要とする人の数に比べ、はるかに不足しています。
※ご参考:盲導犬の実働数:909頭(2020/3/31 日本盲人社会福祉施設協議会調べ)、聴導犬の実働数:64頭(2020/10/1 厚生労働省調べ)。 盲導犬、聴導犬、介助犬を合わせ「補助犬」と言います。
■なぜ、介助犬を支援するのか?
創業以来、宝塚を拠点とし事業を行ってきた当社は、阪神淡路大震災や平成大不況の中、皆様に支えていただきながら事業に勤しみ、現在に至ります。日頃より、本業以外で何か社会に恩返しをしようと考えていたところ、 2003年5月、創業者が介助犬の誕生を扱ったテレビドラマに出逢いました。宝塚が舞台となった 番組中には、私たちの日常にある風景が次々と現れ、その中で頑張る主人公(現在、日本介助犬使用者の会会長 木村佳友氏がモデル)と、これまで頑張ってきた自分たちとがオーバーラップし共感を覚え、介助犬支援活動を起こすに至りました。
■契約募金以外の当社の取り組み
契約募金以外にも、
●チャリティフリーマーケットの開催
●全拠点に補助犬ステッカーを貼付
●全拠点に募金箱を設置
●介助犬支援自動販売機を6箇所に設置
●自社ウェブサイトに介助犬詳細ページを掲載
●自社ウェブサイトに介助犬関連ウェブサイトへのリンクボタンを設置
●自社ウェブサイトの全ページに「介助犬応援マーク」を掲載
等を行っています。社会貢献活動を一部署の業務としてではなく、社員一人ひとりがその意識を持ち、 「ささやかを続けよう!」を 合言葉に血の通う活動を続 けて参ります。
▲社内行事にて、チャリティフリーマーケットコーナーを設ける (2019年5月撮影)
▲介助犬支援自動販売機設置。1本につき 数円を、日本介助犬協会に寄付。
↑全拠点に募金箱を設置
↑当社オリジナル介助犬応援マーク