SG優勝7回、獲得賞金約30億円のレジェンドが第1号に認定
一般財団法人BOATRACE振興会(会長小髙幹雄)は3月23日(火)、SIX WAKE HALL(港区六本木)にて元ボートレーサー今村豊氏のBOATRACE殿堂入り表彰式を開催いたしました。
同表彰式において、BOATRACE振興会小髙幹雄会長より殿堂入りを祝して製作された「記念レリーフ」がお披露目され、今村氏にはレプリカが贈呈されました。
なお、BOATRACE殿堂入りは今村豊氏が「第1号」となります。
【小髙会長とBOATRACE殿堂入り第1号 今村豊氏】
【今村豊氏 コメント】
私の引退のタイミングで、BOATRACE殿堂の制度が新設され、殿堂入り第1号となり大変光栄です。また応援していただいたファンの皆様と関係者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。後輩のボートレーサーにはBOATRACE殿堂入りを一つの目標として、頑張ってもらいたいです。
【殿堂入り記念レリーフ】
【記念レリーフ 仕様】
全体サイズ:幅350mm×高さ500mm
土台部分:山口県の県木「アカマツ」を使用 ボートの形をイメージしてはめ込み
彫刻部分制作者:彫刻家 高崎哲(たかさき さとし)氏
紹介文:「選手登録 第2992号 今村豊 山口県出身 選手養成第48期 1981年5月7日5コースまくりから物語が始まった デビュー戦でいきなり勝利し6.20の期間勝率を叩き出すと2020年9月に引退するまで78期連続最上位級を記録した 史上最速SG優勝(2年11ヶ月)や最年少SGウイナー(22歳10ヶ月)という当時の記録を打ち立てる一方「努力」を座右とし「礼と節」に徹した人格者はクリーンなレースでSGV7 GⅠV48を成し遂げている」(文:荻野滋夫氏)
【認定経緯】
BOATRACE殿堂表彰委員会の審議を経て、BOATRACE振興会が昨年12月28日付で今村豊氏の殿堂入りを決定しました。
【BOATRACE殿堂入り認定基準】
以下の基準を全て満たした者が対象となります。
(1)2010年4月1日以降に現役を引退した元ボートレーサー
(2)ゴールデンレーサー受賞者または振興会、ボートレース関係団体による同等の表彰の受賞者
(3)SG競走、GⅠ競走の優勝回数が合計50回以上
(4)現役期間を通じて品行方正を保ち、他ボートレーサーの規範となった者
<今村豊氏実績>
(1)2020年10月8日引退
(2)2015年6月2日BOATRACE振興会会長表彰
(3)優勝回数SG:7回、GⅠ:48回 合計 55回
(4)品行方正を保ち、他ボートレーサーの規範となった。