Code Pharmaが開発中の抗ウイルス薬「Codivir」、新型コロナウイルス感染症に対する有望な効果を示す
- Code Pharma
- 2021年09月03日
- 20:13
オランダの製薬会社Code Pharma(https://www.codepharma.com/ )は新型コロナウイルス感染症に対する直接作用型抗ウイルス薬を開発しています。
第1相試験が無事完了し、同社は現在、第2相二重盲検比較試験をスペイン、ブラジル、南アフリカ、イスラエルで開始しています。
テルアビブ(イスラエル)、デ・ビルト(オランダ)ーEQS Newswireー2021年9月3日ーCodivirはイスラエルのヘブライ大学で発見された、HIV-1インテグラーゼ由来の16種類のアミノ酸を合成した短鎖ペプチドです。
Code Pharmaはこのペプチドに、COVID-19を引き起こす新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」に対する直接的な抗ウイルス作用があることを発見しました。その後、英国ロンドンにあるウイルス学研究施設Virology Research Servicesで実施されたin vitro試験で、SARS-CoV-2や他のRNAウイルスに対する強力な抗ウイルス活性が認められました。
これを受け、新型コロナウイルス感染症患者を対象とするCodivirの第1相臨床試験をブラジルで実施することが同国の研究倫理審査委員会であるCONEPにより承認されました。この試験はブラジルのサンパウロにあるCasa de Saude - Vera Cruz Hospitalにおいて、Dr. Florentino Cardosoが治験責任医師となり実施されました。試験結果でCodivirは高い安全性プロファイルを示しつつ、抗ウイルス作用がわずか3日で認められるなど、解析を完了できたほぼすべての患者においてウイルス複製を有意に抑制しました。全患者がCodivirによる治療後速やかに回復し、新型コロナウイルス感染症で多く認められる副作用の徴候はありませんでした。このデータをまとめた論文は査読付きの学術雑誌に提出されています。
論文の筆頭著者であるHadassah Medical Center医学部のDr. Yotam KolbenおよびDr. Asa Keslerは次のように述べています。「前臨床のデータと臨床試験の結果は、ヒトに対しCodivirが安全であり、新型コロナウイルス感染症に対する優れた効果があることを示しています。直接作用型抗ウイルス薬が利用できるようになると、現在提供されている新型コロナウイルス感染症治療をさらに改善できる可能性があります。」
この試験結果では、様々な重症度の新型コロナウイルス感染症患者の治療において本剤を使用できることが示されています。Codivirは直接的な抗ウイルス作用により、インフルエンザなど他のRNAウイルスに対しても同様の効果が期待されます。
第1相試験が無事完了し、同社は現在、さらに大規模なコホートを対象とする第2相二重盲検比較試験をスペイン、ブラジル、南アフリカ、イスラエルで開始しています。世界的にパンデミックが続く中、Code Pharmaは数か国において緊急使用許可を申請しました。予想される需要に対応するため、同社の世界中の拠点ではCodivirの大量生産に向けた準備が進められています。
イスラエルのアシュケロンにあるBarzilai Medical Centerの感染症部門長であるShlomo L. Maayan教授は次のように述べています。「新型コロナウイルス感染症の第一波と第二波の際には、抗ウイルスの作用機序が期待または証明されたほとんどの薬剤が、寿命を大幅に延長することができませんでした。Codivirは非臨床およびヒトを対象とする第1相試験の両方で良好な安全性プロファイルを示し、優れた抗ウイルス作用が認められています。Codivirの二重盲検試験の結果に期待を寄せています。新型コロナウイルス感染症患者に対する抗ウイルス治療における画期的な薬剤となる可能性があります。」
Code Pharmaについて
Code Pharma BVは、オランダに本社を置き、イスラエルを中心に研究開発を行う世界的な製薬会社です。ペプチド、細胞培養、臨床開発、化学品製造といった分野で学際的な専門性を有する卓越したスペシャリストが結集し、新規ペプチドを活用した、感染症やがんに対するコスト効率の高い治療薬を開発することを目指しています。
詳しくは、https://www.codepharma.com/ をご覧ください。
#CodePharma
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投資家情報
メール:info@codepharma.com
第1相試験が無事完了し、同社は現在、第2相二重盲検比較試験をスペイン、ブラジル、南アフリカ、イスラエルで開始しています。
テルアビブ(イスラエル)、デ・ビルト(オランダ)ーEQS Newswireー2021年9月3日ーCodivirはイスラエルのヘブライ大学で発見された、HIV-1インテグラーゼ由来の16種類のアミノ酸を合成した短鎖ペプチドです。
Code Pharmaはこのペプチドに、COVID-19を引き起こす新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」に対する直接的な抗ウイルス作用があることを発見しました。その後、英国ロンドンにあるウイルス学研究施設Virology Research Servicesで実施されたin vitro試験で、SARS-CoV-2や他のRNAウイルスに対する強力な抗ウイルス活性が認められました。
これを受け、新型コロナウイルス感染症患者を対象とするCodivirの第1相臨床試験をブラジルで実施することが同国の研究倫理審査委員会であるCONEPにより承認されました。この試験はブラジルのサンパウロにあるCasa de Saude - Vera Cruz Hospitalにおいて、Dr. Florentino Cardosoが治験責任医師となり実施されました。試験結果でCodivirは高い安全性プロファイルを示しつつ、抗ウイルス作用がわずか3日で認められるなど、解析を完了できたほぼすべての患者においてウイルス複製を有意に抑制しました。全患者がCodivirによる治療後速やかに回復し、新型コロナウイルス感染症で多く認められる副作用の徴候はありませんでした。このデータをまとめた論文は査読付きの学術雑誌に提出されています。
論文の筆頭著者であるHadassah Medical Center医学部のDr. Yotam KolbenおよびDr. Asa Keslerは次のように述べています。「前臨床のデータと臨床試験の結果は、ヒトに対しCodivirが安全であり、新型コロナウイルス感染症に対する優れた効果があることを示しています。直接作用型抗ウイルス薬が利用できるようになると、現在提供されている新型コロナウイルス感染症治療をさらに改善できる可能性があります。」
この試験結果では、様々な重症度の新型コロナウイルス感染症患者の治療において本剤を使用できることが示されています。Codivirは直接的な抗ウイルス作用により、インフルエンザなど他のRNAウイルスに対しても同様の効果が期待されます。
第1相試験が無事完了し、同社は現在、さらに大規模なコホートを対象とする第2相二重盲検比較試験をスペイン、ブラジル、南アフリカ、イスラエルで開始しています。世界的にパンデミックが続く中、Code Pharmaは数か国において緊急使用許可を申請しました。予想される需要に対応するため、同社の世界中の拠点ではCodivirの大量生産に向けた準備が進められています。
イスラエルのアシュケロンにあるBarzilai Medical Centerの感染症部門長であるShlomo L. Maayan教授は次のように述べています。「新型コロナウイルス感染症の第一波と第二波の際には、抗ウイルスの作用機序が期待または証明されたほとんどの薬剤が、寿命を大幅に延長することができませんでした。Codivirは非臨床およびヒトを対象とする第1相試験の両方で良好な安全性プロファイルを示し、優れた抗ウイルス作用が認められています。Codivirの二重盲検試験の結果に期待を寄せています。新型コロナウイルス感染症患者に対する抗ウイルス治療における画期的な薬剤となる可能性があります。」
Code Pharmaについて
Code Pharma BVは、オランダに本社を置き、イスラエルを中心に研究開発を行う世界的な製薬会社です。ペプチド、細胞培養、臨床開発、化学品製造といった分野で学際的な専門性を有する卓越したスペシャリストが結集し、新規ペプチドを活用した、感染症やがんに対するコスト効率の高い治療薬を開発することを目指しています。
詳しくは、https://www.codepharma.com/ をご覧ください。
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