女性の健康問題による労働損失は4000億以上!?企業や社会が今取り組むべき「フェムテック」とは
株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(本社:東京都文京区 代表取締役:鶴巻謙介)は、2022年4月8日より、書籍『なんとなくずっと不調なんですが膣ケアで健康になれるって本当ですか?』(漫画 若林杏樹 先生 山口朋美)を全国の書店にて発売開始します。
https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00054/book1313.html
この本は、21万部突破の大ベストセラー『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが 税金で損しない方法を教えてください!』の著者で、専門的な内容を誰にでもわかりやすく伝えることに定評のある漫画家の若林杏樹さんが、日本初の膣プランナー・山口朋美さんから学んだ女性ホルモンや身体のこと、最新フェムケアなどについてマンガで分かりやすく紹介しています。
フェムテック関連の書籍は多数出版されていますが、「マンガで、どの本よりもわかりやすく、どの本よりもぶっちゃけて」解説しているのが当書籍の特徴です。
■生理痛やPMSが原因の労働損失は4000億以上!?
経済産業省のデータによると、生理痛や PMS などによる1年間の労働損失は4911 億円(※1)、不妊治療や更年期なども併せるとなんと4.95兆円(※ 2)と言われています。
それだけ女性の健康問題を解決することは、企業や社会にとっても大切な課題ということが、認識されてきているのです。いきなり社会が大きく変わるのは難しいですが、まずは私たちが自分の体のことをしっかりと「知ること」が何よりも大切です。
※1 経済産業省経済産業政策局 経済社会政策室「フェムテックに関する経済産業省の取組~ フェムテックで企業が変わる、社会が変わる~」よりhttps://www.ki21.jp/kobo/r3/kyomed/keisansyou_femtec_siryou.pdf
※2 バイエル薬品、MSD「働く女性の健康増進白書2018年」より https://www.pharma.bayer.jp/sites/byl_bayer_co_jp/files/WorkingWomen%27sHealthPromotionWhitePaper_2018_rev_0.pdf
■今、注目されるフェムテック
2021年の新語・流行語大賞にノミネートされた「フェムテック」はFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性の社会進出に重要な役割を担っています。
フェムテック領域の情報配信やスタートアップサポートを行うNPO団体・Femtech Focusの予測によれば、フェムテック市場は2027年までに1兆1860億ドル(約138兆円)の市場規模にまで成長するといい、今後さらに世界中で注目が高まっていくことが予想されます。
■欧米では小学校から教わる「膣ケア」
欧米では当たり前のように母親が子どもにデリケートゾーンのケアを教える習慣があるそうです。
けれど日本では、生理やデリケートゾーンの話はなんとなくタブーとされているせいで、多くの女性が一番大事な「膣」をほったらかしになっています。
膣の放置は、ゆるみや乾燥など「膣の老化」につながり、
・生理痛やPMS
・デリケートゾーンの悩み
・(黒ずみ・ニオイ・かゆみなど)
・産後の尿もれ
・性交痛
など、あらゆる不調を引き起こします。
■膣ケアで1番必要なのは「骨盤底筋」
しかし膣の老化から起こる悩みや不調は、本書の「膣ケア」と「膣トレ」で改善することができます。
膣ケアというとどうしても、エロというイメージをもたれがちですが、この本では膣ケアは「骨盤底筋トレーニング」のことを指しています。
骨盤底筋とは、骨盤の中に膀胱、子宮、腸があり、これらをハンモックのように支えている筋肉で、骨盤底筋がゆるむと膣のゆるみにつながります。
もともと骨盤底筋が緩む多くの原因は妊娠・出産と加齢・閉経ですが、昔の人は和式トイレや和室などで骨盤周りのインナーマッスルが強かったそうです。しかし、デスクワークや洋式スタイルが多い現代は出産経験がなくてもゆるみやすい生活になってしまったのです。
本書では、骨盤底筋の鍛え方を丁寧に教えています。
<目次>
1章 膣を知る
2章 生理を知る
3章 膣をケアする
4章 膣をトレーニングする
5章 病気を知る
6章 妊娠出産を知る
7章 更年期に備える
<コンテンツ例>
●膣のゆるみチェック
●今すぐできる「膣ケア」&「膣トレ」
●一番鍛えるべき筋肉は、骨盤底筋
●膣の経皮吸収は、腕の42倍
●膣内フローラを整える
●女性ホルモンと上手に付き合う方法
●「生理がある」=「妊娠できる」とは限らない
●ピルやミレーナという選択肢
●卵子の数は生まれた瞬間から減っていく
●かかりつけの婦人科をもつ
●今すぐ受けるべき婦人科検診って?
●プレ更年期が増えている?
<中身見本>
■著者について
マンガ/若林杏樹 (わかばやし・あんじゅ)
漫画家。 難しいことを面白く漫画にすることが得意。 著書に『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』『貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(共にサンクチュアリ出版)などがある。 ニックネームはあんじゅ先生。
先生/ちつ姉 こと 山口明美 (やまぐち・あけみ)
株式会社3FACE 代表取締役。日本初の膣プランナー。 エステティシャンからはじまり、美容業界 25 年の経験をもつ。 キャリアを積む傍ら、激しい生理痛、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣チョコレート嚢胞、 出産で 14 針縫う会陰裂傷など、あらゆる婦人科系の不調に悩まされる。 膣ケアと膣トレに出会ったのを機に、不調が回復。さらに産後落ちなかった体重が26 キロ減、肌のシミが消えてノーファンデ歴 12 年。 娘世代にも正しい知識を伝えたいという思いで独立。「美容寿命も健康寿命も延ばす」をモットーに、学校や家庭では学べない「膣」についての教育、商品開発、コンサル、 セミナーなど幅広く活動。
書籍の内容は医師や専門家が完全監修しています。
取材の際に医師の紹介も可能ですのでお問い合わせください。