~脱炭素社会実現に向け、実現可能性調査を開始するための基本合意書を締結しました~
大阪ガスは、
Shell Eastern Petroleum (Pte.) Limited(以下「
シェル」)と、脱炭素社会実現に向けた
メタネーション*1や
水素、
バイオメタン*2、二酸化炭素(以下「CO2」)回収・利用・貯留(
CCUS)などの幅広い分野において、実現可能性調査を開始するための基本合意書を締結しました。
また、
メタネーション分野においては、東京ガスを含む3社にて共同検討を進めることに合意しました。
当社グループは、2021年1月に「カーボンニュートラルビジョン」を策定し、メタネーションなどによる都市ガス原料の脱炭素化、再生可能エネルギー導入を軸とした電源の脱炭素化によって、2050年のカーボンニュートラル実現を目指しています。また、メタネーションの社会実装にむけて、2030年時点に当社のガス販売量の1%相当
*3に当たる合成メタンを導入することを目指して、様々な活動に取り組んでいます。
当社はシェルと、国内外におけるクリーンな水素やアンモニア
*4およびバイオメタンの活用、CO2の回収・利用・貯留などに向けた共同検討を行います。
さらにメタネーション分野においては、シェルおよび東京ガスと、合成メタンの開発・導入に関する実現可能性の検討や事業性評価などに取り組みます。
Daigasグループは、今後も脱炭素社会実現に向けて、様々な企業や自治体などとの連携を加速することで、2021年1月に発表した「カーボンニュートラルビジョン」のもと、脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組み、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
*1:水素とCO2から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術
*2:廃棄物由来のバイオガスを精製し、メタン濃度を90%以上にしたもの
*3:約6,000万m3(2020年度都市ガス販売量べース)
*4:本発表では、ブルー*5・グリーン水素*6および、ブルー*5・グリーン*6アンモニアを指す
*5:化石燃料から作られ、製造工程で排出されたCO2を回収・貯留・利用された水素・アンモニア
*6:再生可能エネルギーなどを使って、製造工程においてもCO2を排出せずに作られた水素・アンモニア