アジアの大学長らが大学のあり方について議論する国際会議「THE Asia Universities Summit 2022」が藤田医科大学(愛知県豊明市)のキャンパスを会場に、5月31日~6月2日の3日間開催され、24ヵ国362名が参加しました。日本での現地開催は今回が初めてです。
初日のオープニングアクトは、大治太鼓尾張一座の勇壮な祝い太鼓で幕開け。
藤田医科大学 湯澤由紀夫学長は「今回のサミットを通じ、我々高等教育者が今何をすべきか、相互理解と協調を深め、新たな取り組みを始められることを期待します」と挨拶しました。
本サミットには、寬仁親王妃信子殿下も出席し「皆様が手を携え、アジアの、そして世界の未来を共に切り開かれることを願います」とお言葉を述べられました。
基調講演では、ノーベル賞受賞者の天野浩先生、大隅良典先生、田中耕一先生や川崎重工業株式会社 橋本康彦代表取締役社長執行役員最高経営責任者のほか、各国を代表する大学学長などが講演し、国内外の学長らが聴講しました。
また、パネルディスカッションでは大学が抱える課題やグローバル社会が直面する問題についての議論が活発に展開されました。
次回は、2023年6月にThe Chinese University of Hong KongでTHE Asia Universities Summit 2023を開催予定です。