北星学園大学(札幌市厚別区)は今年10月から、開学60周年記念セミナー「中高生のための頭をほぐす3つのレッスン」(全3回)を開催する。10月22日(土)に作家・言語学者の川添愛氏による「AIと日本語を考える」、11月26日(土)に立命館大学准教授の富永京子氏による「もう少し『わがまま』に生きる」、2023年1月21日(土)に美術作家の新明史子氏による「本を作る・本から考える」を実施。主に中高生を対象とした講座だが、定員に余裕があれば一般の参加も可(定員:各回50名)。要事前申し込み。
1962年に開学した北星学園大学は2022年に開学60周年を迎えており、このたび、その記念セミナーとして「中高生のための頭をほぐす3つのレッスン」を開催する。中学生・高校生の参加が優先されるが、定員に余裕がある場合には一般の参加も可能。新型コロナウイルス感染症の状況によってはオンライン開催になることがある。概要は下記の通り。
◆中高生のための頭をほぐす3つのレッスン 概要
【会 場】 北星学園大学(北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1)
【対 象】 中学生・高校生・一般(定員に余裕があるときに限る)
【定 員】 各回50名
【参加費】 無料
【申 込】
下記URL、もしくは添付PDFのQRコードから申し込み
https://forms.gle/V4XmwSVjpuAt76wZ8
※お申し込み後に詳細を記したメールをお送りします。
<レッスン1 AIと日本語を考える>
【日 時】 10月22日(土) 13:00~17:00
【講 師】
川添 愛氏
《プロフィール》
作家・言語学者。長崎県出身。『ヒトの言葉 機械の言葉:「人工知能と話す」以前の言語学』(角川新書、2020年)、『言語学バーリ・トゥード:Round1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』(東京大学出版会、2021年)など、言葉や人工知能を題材にした著作多数。
【概 要】
今の世の中では、人工知能と会話したり、人工知能に外国語を翻訳をしてもらったりすることは珍しくありません。しかし、人工知能には本当に言葉の意味がわかっているのでしょうか?
このレッスンでは、今の人工知能が言葉をどのように扱っているか、そしてそれが私たち人間の言葉の使い方とどう違うのかを解説します。
【申込締切】 10月17日(月)
<レッスン2 もう少し「わがまま」に生きる>
【日 時】 11月26日(土) 13:00~17:00
【講 師】
富永 京子氏
《プロフィール》
立命館大学産業社会学部准教授。社会学・社会運動論を専門とし、社会学の視点から人々の生活における政治的側面、社会運動・政治活動の文化的側面を捉える。『みんなの「わがまま」入門』(左右社、2019年)などの一般向け書籍や、毎日新聞、朝日新聞、北海道新聞での連載がある。
【概 要】
私たちは例えば髪型やアルバイトなどを自由にしたいという気持ちを抱えていても、何か声を上げることは「わがまま」と感じ、引っ込めがちです。でも、声に出すと他の人も同じ気持ちだったと共感を得られることもあります。
このレッスンでは、「ばらばら」に見える私たちの社会を生きやすくするために、「わがまま」への抵抗感を減らす方法を、社会学の視点から考えてみます。
【申込締切】 11月21日(月)
<レッスン3 本を作る・本から考える>
【日 時】 2023年1月21日(土)13:00~17:00
【講 師】
新明 史子氏
《プロフィール》
美術作家。日常生活に心地よく存在する美術作品を本で表現する活動を行う。2005年より岡部亮とシミー書房を立ち上げ、手作り本や文具を製作。北海道内を中心に個展を開催。
【概 要】
本を作ることは、自分の世界を作ること、自分を肯定する行為だと思います。このセミナーでは、本の歴史やブックアート作品から固定観念に捉われない自由な本の表現を考察し、簡単な製本方法を学びます。自作の詩、詩人の詩、好きな歌の詞など、一編の詩を用いて、自分だけのオリジナルの一冊を作ってみましょう。
【申込締切】 2023年1月16日(月)
(参考:北星学園大学公式サイト内)
・開学60周年記念セミナー「中高生のための頭をほぐす3つのレッスン」開催のお知らせ(申込必須)
https://www.hokusei.ac.jp/news/135610/
▼本件に関する問い合わせ先
北星学園大学 総務課
TEL:011-891-2731(代表)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/