―価格上昇率全国トップは「栃木県」、首都圏では「千葉県」が引き続き好調―
「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社:東京都港区、代表取締役社長:川島 直也、以下当社)は、当社が運営しているマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、全国の2022年11月の中古マンション相場を調査。坪単価をベースに70㎡での価格に換算した「中古マンション価格」*1について、前年(2021年11月)からの推移を都道府県やエリアごとにまとめましたので、発表いたします。
【2022年11月 サマリー】
■首都圏主要エリア 中古マンション相場推移(2021年11月~2022年11月)
<価格トップのエリア>
・首都圏で推定価格がトップのエリアは「都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)」で、2022年11月の推定価格は8,760万円。
首都圏全体での推定価格は4,605万円なので、「都心5区」は首都圏内で突出して高い状況といえる。
<前月(2022年10月)との比較>
・首都圏主要エリアの騰落率は「城北(文京区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・足立区)」と「川崎市(全7区)」以外がすべて上昇する結果となった。
<前年(2021年11月)との比較>
・首都圏主要エリアでは、全エリアで1年前と比較して価格が上昇。
・騰落率(価格上昇率)トップの都県は「千葉県」で、+13.24%。
・騰落率トップのエリアは「埼玉主要エリア(さいたま市全10区・川口市)」で、+14.85%。
・1年前との価格差がもっとも大きいのは「埼玉主要エリア(さいたま市全10区・川口市)」で、推定価格は約462万円上昇した。
<6ヶ月前(2022年5月)/3ヶ月前(2022年8月)との比較>
・6ヶ月前との比較では、全エリアで価格が上昇。
・6ヶ月前との比較で、騰落率トップの都県は「千葉県」で、+7.22%。
エリアでのトップは「城西(中野区・杉並区・練馬区)」で、+6.17%。
・3ヶ月前との比較では、「東京都」全体での価格がわずかに下落したが、マイナス0.02%とほぼ横ばい。
エリアでは、「城北(文京区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・足立区)」を除いて価格が上昇した。
・3ヶ月前との比較で、騰落率トップの都県は「神奈川県」で、+1.64%。
エリアでのトップは「川崎市」で、+3.76%。
■47都道府県別 中古マンション相場推移(2021年11月~2022年11月)
※2022年11月の対象件数*2が50件未満の15県は、算出根拠となるデータ数が少ないため下記対象から除外。
<前年(2021年11月)との比較>
・全国の都道府県で騰落率がもっとも高かったのは、「栃木県」で、+20.80%。
<エリア別 価格/騰落率トップの都道府県>
・各エリアで、2022年11月の価格/1年前と比較した騰落率がトップの都道府県は以下の通り。
【北海道・東北】 価格:「宮城県」 2,147万円/騰落率:「北海道」 +5.49%
【関東】 価格:「東京都」 5,898万円/騰落率:「茨城県」 +20.80%
【中部】 価格:「愛知県」 2,173万円/騰落率:「岐阜県」 +20.75%
【近畿】 価格:「京都府」 3,173万円/騰落率:「奈良県」 +7.92%
【中国・四国】 価格:「広島県」 2,196万円/騰落率:「岡山県」 +9.52%
【九州・沖縄】 価格:「沖縄県」 3,224万円/騰落率:「大分県」 +5.64%
*1 当社が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。
*2 当月(2022年11月)の販売件数。
※2022年12月2日現在の自社データより算出。
※本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。調査の全データは、以下URLのデータ集に掲載しております。
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20221223/data.pdf
※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー調べ】と明記し、下記ページへのリンクをご挿入ください。https://www.mansion-review.jp/
■首都圏主要エリア 中古マンション相場推移(2021年11月~2022年11月)
■47都道府県別 中古マンション相場推移(2021年11月~2022年11月)
※2022年11月の件数が50件未満の県については、算出根拠となるデータ数が少ないため★をつけて掲載。
※都道府県ごとの1年間の相場推移グラフはデータ集内に掲載しております。