【佐藤 翠(さとう・みどり)】
名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業、在学中にディジョン国立美術大学へ交換留学。東京造形大学大学院造形学部修士課程修了。平成29年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスに派遣。色とりどりの服が掛かったクローゼット、花々などのモティーフを、具象性と抽象性が共存する鮮やかな色彩と卓抜した構成によって描く。
主な個展に「Floating Drapery – 浮遊するドレーパリー 」小山登美夫ギャラリー(東京、2022)、「Diaphanous petals」ポーラ美術館(2019)、「Bouquets」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery(東京、2019)、「Orange glow」Green Flowers Art Gallery(パリ、2018年)など。
【守山 友一朗(もりやま・ゆういちろう)】
パリ国立高等美術学校ボザールDNAP卒業、パリ国立高等美術学校ボザールDNSAP修了。日常の場面や旅先で目にした風景を主題に、心惹かれたモティーフや自然の織りなす思いがけない瞬間を描き留めている。
主な個展に「Illuminate」SCÈNE(東京、2022)、「Project N80 守山友一朗」 東京オペラシティアートギャラリー(2020)、「Étoiles et Brise-星とそよ風」SCÈNE(東京、2019)、「Try to remember」Green Flowers Art Gallery(ブローニュ=ビヤンクール、2016)など。
【髙田 安規子・政子(たかだ・あきこ&まさこ)】
双子の姉妹によるアーティストユニット。多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業(安規子)、東京造形大学美術学部比較造形学科卒業(政子)、ロンドン大学スレード校美術学部修士課程修了(安規子・政子)。見慣れた日常の風景や身近な物のスケールを操作することでモノの大きさの尺度や時間感覚における認識を問い直す作品を制作している。
主な展覧会に「Going down the rabbit hole」MA2ギャラリー(東京、2022)、「日常のあわい」金沢21世紀美術館(2021)、「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」横須賀美術館(2019)、「Through the Looking Glass」Cob Gallery(ロンドン、イギリス、2018)、「装飾は流転する」東京都庭園美術館(2017)など。