大阪ガスは、このたび電気自動車(以下、「EV」)向けの充電インフラ事業などを行う
Terra Motorsと、資本業務提携に関する契約を締結しました。DaigasグループのEV関連事業の拡大に向け、Terra Motorsとの連携を進めます。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、日本全体のCO2排出量の20%弱を占める運輸部門の脱炭素化は重要であり、電源の脱炭素化に合わせたEVの普及拡大が有効な手段と位置付けられています。EV充電インフラの整備が課題であり、日本政府は2030年までに15万基のEV充電設備の設置を目標に掲げ、補助金により設置の促進を図っています。
Terra Motorsは、次世代モビリティであるEV産業を日本の技術力でリードすることを目指し、インドでEV3輪の開発・販売事業を展開しています。日本国内では2022年4月にEV向け充電インフラ事業「Terra Charge」
※1を開始しました。「Terra Charge」が日本のEV化における画期的なソリューションとなることを目指し、EVがもっと身近になる環境づくりを進めています。
このたびの資本業務提携により、Terra Motorsと連携し、お客さまへのEV充電インフラの提案、EV充電インフラ網の整備を進めるとともに、再生可能エネルギーを含めた電力の供給に取り組みます。EV充電をエネルギーマネジメントし、EV充電の電力ピーク抑制によるお客さま施設全体の電気料金の最適化や、車載蓄電池を活用したデマンドレスポンスによる地域の電力需給調整に取り組みます。
なお、このたびの提携に先立ち、2023年1月、大阪ガス100%子会社である大阪ガス都市開発株式会社が、環境に配慮した快適な住まいの提供を目指し、保有する都市型賃貸マンションシリーズ「アーバネックス」に「Terra Charge」の導入を決定
※2しております。
Daigasグループは、様々なステークホルダーとともに社会課題の解決に資する価値「ミライ価値」を創造し、「時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニー」への進化と、持続可能な社会の実現への貢献を目指してまいります。
※1:テラモーターズが提供するEV向けの充電インフラサービス。EVの充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、サービスの提供開始に必要なご説明、充電設備の設置工事等、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担います。https://terramotors.co.jp/terra-charge/
※2:2023年1月23日発表「賃貸マンションシリーズ「アーバネックス」に EV 充電インフラを導入