SAS、大幅に機能を強化した「SAS(R) Visual Analytics」最新版を発表

~定評あるデータ・ビジュアライゼーション/ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアに、実績のあるアナリティクス機能をはじめとした各種機能を強化、顧客ニーズへの対応を実現~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、顧客のニーズに応えるために、わずか3カ月の間に2回にわたるデータ・ビジュアライゼーション・ツール「SAS(R) Visual Analytics」の大幅な機能強化を実現したと発表しました。

ビジネスリーダーにとって、データから洞察を引き出しビジネス上重要な意思決定を下すことは、以前にも増して重要となり、これを実現するテクノロジーへの要望が増えています。彼らが求めているのは、データソースの種類や容量にかかわらずデータを適切に処理し、全ての情報を分析して、複雑な課題に対する応えを迅速に導き出すソフトウェアです。

SAS Visual Analyticsは、データ・ビジュアライゼーションとデータ探索機能を兼ね備えており、現在、1,500社以上の顧客企業がメリットを享受しています。より迅速・容易になったデータ・ローディング機能、最新のテキスト/非構造化データ分析機能、充実のレポーティング機能、モバイルデバイス機能を強化した最新版は、既存の顧客はもとより、グラフィック表示により洞察を引き出そうとしている企業各社にとっても、大きなメリットをもたらします。

SASのシニア・バイスプレジデント 兼 CMO(最高マーケティング責任者)のジム・デイビス(Jim Davis)は、「SAS Visual Analyticsの担当チームはこれまで、お客様のニーズに最適な形でお応えすべく、迅速な開発体制の実現に向けた取り組みを指揮してきました。当社のお客様は、急速に変化する市場の中で、スピーディにビジネスを遂行する必要があります。SASは、お客様が求めるアナリティクス・イノベーションを実現することを目指しています」と述べています。

SASの迅速な新機能の提供により大きなメリットを享受できる変動の激しい業界のひとつとして、通信業界が挙げられます。例えば、Telecom Italia社は、自社のジオマーケティング・システムにインメモリ・アナリティクス機能とアドバンスド・データ・ビジュアライゼーション機能を追加するため、SAS Visual Analyticsを採用しました。この結果、技術的・商業的なプランニングにおいて、意思決定のサポートと運用プロセスの簡素化を実現しました。

Telecom ItaliaのNational Wholesale Services担当バイスプレジデント 兼 マーケット開発担当責任者のFabrizio Bellezza氏は、「SAS Visual Analyticsを活用することで、通信ネットワークの問題点を特定し、迅速に改善することができます。また、さまざまな主要業績管理指標(KPI)の間で、統計的な相関関係を計算し、より効果的な分析ができるようになりました」と述べています。

SAS Visual Analyticsは、SASのインメモリ処理をベースとしており、部門やワークグループでの活用はもとより、全社的な活用、そして、ビッグデータの処理にも最適です。ビジネス・プロフェッショナルは、一杯のコーヒーを注ぐよりも短い時間で、新規ビジネスなどの機会や改善領域を特定できます。SASのインメモリ・イノベーションにより、データの移動や、ユーザー側でプログラミング作業を行う必要もなく、迅速な分析処理が可能となります。

SAS Visual Analyticsは、ワークグループや部門向けの単一サーバから、複数の業務部門(LOB)やHadoopのビッグデータ・アーキテクチャをサポートする企業の大規模な環境にも拡張可能なため、顧客毎に最も適した導入環境を選択することができます。SASは、Cloudera社やHortonworks社のHadoopディストリビューションに対応しており、顧客はクラウド環境でSAS Visual Analyticsを使用することも可能です。

アドバンスド・アナリティクス分野の世界をリードするサプライヤーが提供する、統合型のアナリティクス・ソフトウェアである点も、SAS Visual Analyticsの重要な強みとなっています。米国調査会社IDCのレポート「Worldwide Business Analytics Software 2013-2017 Forecast and 2012 Vendor Shares」によると、アドバンスド・アナリティクス分野におけるSASのマーケットシェアは36.2%となっています。レポートに記載されたSAS以外のアドバンスド・アナリティクス・ベンダー各社のシェアの合計は、24.9%にとどまっています。

最新情報
2013年12月と2014年3月のバージョンにおける、主な拡張機能は以下になります。

 テキスト・マイニング機能により、顧客のコメントやTwitterのストリームを解析し、ビジネス機会を特定可能
 ワードクラウドやネットワーク・ダイアグラムによるビジュアライゼーション機能により、影響やトレンドをいち早く表示
 Apple iOS7/Androidデバイス向けの強力なモバイル機能により、外出時の利便性が向上
 簡単なセルフサービス型のデータ・インポート機能と、より強力になったデータ準備機能により、Cloudera、Greenplum、Hortonworks、Oracle、Teradataなど、17種類のデータソースについて、並列高速ローディングが可能
 ユーザー側で各種KPIや指標に対して閾値を設定、アラートの自動送信が可能
 日ごろ使い慣れたMicrosoft Office上で直接、レポートやダッシュボードを開き、即座に二次利用が可能
 グラフィック、アニメーション、その他の表示オプションが追加され、よりビジュアルなアウトプットを実現

SAS Visual Analyticsを活用し、ビッグデータから価値ある洞察を引き出す方法についは、ホワイトペーパー「Data Visualization Techniques From Basics to Big Data with SAS(R) Visual Analytics(英文)」(http://www.sas.com/reg/gen/corp/2037378)をご覧ください。

本発表は、SASソフトウェアとソリューションを活用する4,500社以上のビジネス・ユーザーとITユーザーの参加するSASユーザーの世界最大イベント、SAS Global Forum(3/23~26 於:ワシントンD.C.)にて行われました。


<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の70,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年3月24日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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