関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士)は、2024年3月期の第1四半期決算を確定しましたので、お知らせいたします。
「対前年同期比較で増収、大幅増益を達成」
・自動車分野が牽引、数量増と価格改定効果で増収となり、売上高は四半期としては過去最高
・営業利益は大幅増益(原材料価格の下落や価格改定により、固定費の増加を吸収)
・インドについては、自動車、工業が好調で大幅改善
・政策保有株式の売却が進む(約341億円の売却を実施し、対純資産比率は約13.9%から約4.8%へ)
・自己株式の消却が完了し、自己株式比率は連結で約15%から約5%へ
・インドで遊休地を売却し、約112億円の固定資産売却益を計上
第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~6月30日)での売上高は、日本やインド、欧州において販売数量が増加したことや、原材料価格上昇を反映した販売価格への転嫁が進展し、1,364億円(前年比13.3%増)の増収となりました。
営業利益は、原材料価格高騰の影響が継続し、売上増に伴い販売費用が増加する中で、販売価格への価格転嫁などの利益改善に取り組んだ結果、121億円(前年比42.6%増)の増益となりました。
経常利益は、円安の影響による為替差益の増加などにより、170億円(前年比28.6増)となりました。
当期純利益は、政策保有株式縮減に伴う投資有価証券売却益やインドの土地売却に伴う固定資産売却益を計上したことなどで、376億円(前年比483.1%増)の大幅な増益となりました。
現時点において、2024年3月期通期業績計画を変更しておりません。
第1四半期の進捗率は、通期業績計画に対して売上高、各利益ともに概ね順調に推移しています。特にセグメント利益やEBITDAの改善が顕著です。
詳細は、本日発表の「2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」「2023年度 第1四半期決算説明資料」をご覧ください。
・2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4613/tdnet/2322539/00.pdf?_fsi=83DnOV8q
・2023年度 第1四半期決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4613/ir_material_for_fiscal_ym/139428/00.pdf?_fsi=adFXK7eM
・関西ペイント株式会社 IRサイト
https://www.kansai.co.jp/ir/