コンビ株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役社長:小堀英次 以下、コンビ)は、こども家庭庁が推奨する「さんきゅうパパプロジェクト」の一環として、男性育児休業(育休)取得推進企業の従業員を対象とした「プレママ・プレパパレッスン」を開始します。
第1弾として2024年1月22日(月)に伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)にて体験イベントを開催します。
【企業向けレッスン開催に至った背景】
企業での開催としては初となる「コンビ プレママ・プレパパレッスン」は、男性育休100%取得に注力する伊藤忠商事より、さらなる育休取得促進に向けてご相談いただいたことがきっかけでした。
厚生労働省の調査によると、企業などで働く男性の育休取得率は2022年度で約17%
(※1)と年々増加してきていますが、政府では2025年までの目標として50%を掲げており、大きな開きが生じている現実があります。理由には職場の人手不足、キャリアプランへの悪影響や収入減に対する不安等の声を取り挙げられていることがあります。
コンビでは、ベビー用品メーカーとしてのノウハウと従業員自身の子育て経験をいかし、第一子の出産を控えるプレママ・プレパパを対象とした「コンビ プレママ・プレパパレッスン」を2015年より開催しています。これまで当レッスンにご夫婦で参加いただいた方から「パパが主体性をもって赤ちゃんとの生活を考えられるようになった」との感想をいただいた経験があることから、育休に対して様々な不安抱える前に、まずは子育てに対する基本的な知識を得て、取得時期の設定や育休中の過ごし方等を自分自身にあてはめて具体的に想像することが「育休取得の重要性を実感できるのではないか」と考えました。
また企業側においても、まずは男女問わず参考になる子育ての基本知識や育休中の過ごし方への理解促進の働きかけを行うことが、育休取得推進の第一歩になるのではないかとの考えに至りました。
(※1)厚生労働省2022年度雇用均等法基本調査
【主な取組と今後の展望】
育休と向き合うレッスンでは、赤ちゃんの成長や抱っこの仕方等の基本的知識から、コンビスタッフの体験談をまじえた育休中の過ごし方・家族とのコミュニケーションのとり方、自分自身の生活スタイルに必要なベビー用品の選び方等、具体的なイメージを持ってもらうためのコンテンツをご提供します。さらに、沐浴やベビーカー等、育休中に役立つベビー用品の体験コーナーをご用意します。休憩時間や業務の合間にお一人でも多くの社員の方に体験いただくことで、社内全体で育休に対する理解促進のお手伝いになることを目指します。
そして今後も、企業・団体に向けたレッスンの実施を重ねることで、こども家庭庁が推奨する「さんきゅうパパプロジェクト」の一環として男性育休取得推進のお手伝いができることを、そしてお客様とコンビの新たな接点の創出になることを期待して活動してまいります。
【育休と向き合うプレママ・プレパパレッスン概要】
第1弾 伊藤忠商事株式会社向け
*レッスンの他に用意している育休中に役立つ赤ちゃんのお世話・ベビー用品の体験コーナーは、子育て中の同僚・上司・部下がいる方など、どなたでもご参加いただけます。
体験コーナー一例
【さんきゅうパパプロジェクトについて】
「少子化社会対策大綱」(令和2年5月29日閣議決定)で掲げた目標である、5年後に「男性の配偶者の出産直後の休暇取得率80%※」に向け、こども家庭庁が男性の休暇取得を推進しているプロジェクトです。
(※配偶者の出産後2か月以内に取る、半日又は1日以上の休暇(年次有給休暇、配偶者出産時等に係る特別休暇、育児休業等))。
こども家庭庁 さんきゅうパパプロジェクト:
https://www.cfa.go.jp/policies/shoushika/sankyu-papa/
【伊藤忠商事株式会社の働き方改革について】
【コンビ株式会社について】
1957年設立のベビー用品の総合メーカーとして、育児に関する製品・サービスを幅広く提供しています。ブランドビジョンに掲げる「赤ちゃんを育てることが楽しく幸せだと思える社会をつくる」の実現を目指し、66年間で培ってきたノウハウを活かした取り組みを行っています。
コンビ プレママ・プレパパレッスンへの参加をご希望の方はコチラ
https://combilesson.rsvsys.jp/reservations/calendar