大阪大学は、3月21日(木)に大阪大学中之島センターとオンラインにて、大阪・関西万博に向けて、シンポジウム「いのち会議 ×『SDGs + beyond』― 未来に向けて我々が今なすべきこと ―」を開催します。2023年3月、大阪大学と関西経済3団体は、2025年に開催される「大阪・関西万博」を契機に「いのち会議」を立ち上げました。「いのち会議」は、SDGsの理念や実践状況を確認し、「誰一人取り残さない」社会を実現するための方策や科学技術が果たす役割を提示した上で、さらにSDGs後、すなわち2031年以後に人類が目指すべき目標を議論します。今回のキックオフ・シンポジウムでは「いのち会議」に参加する産官学民のアクターが集まり、取り組み状況や課題、今後の活動の方向性や協働のあり方等について議論します。
「いのち会議」では、企業、政府・自治体、NPO・NGO、アカデミアなどが職業、組織、世代、性差、民族、宗教等、あらゆる壁を越えて、さまざまなテーマのもとで議論し、行動に移します。また、自分が望むことや未来の社会に関して、若者やこどもたちも含めたさまざまな声を聞きます。そして、これらの結果を「いのち宣言」の形にして、大阪・関西万博の場で世界に発信します。
今回のキックオフ・シンポジウムでは、こうした活動を加速化させるために、「いのち会議」に参加する産官学民のアクターが集まり、取り組み状況や課題、今後の活動の方向性や協働のあり方等について自由に議論します。
万博の目的である「文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動」(『国際博覧会条約』第1条)に立ち返り、みんなで話し合い、取り組みをはじめましょう。
■イベント開催詳細
【タイトル】「いのち会議」キックオフ・シンポジウム
「いのち会議 ×『SDGs + beyond』― 未来に向けて我々が今なすべきこと ―」
【日 時】 3月21日(木) 14:30~17:30(予定)
【場 所】 大阪大学中之島センター10階「佐治敬三メモリアルホール」
【開催方法】 リアル会場、オンライン配信によるハイブリッド開催
〈リアル会場〉大阪大学中之島センター10階「佐治敬三メモリアルホール」:定員120名
〈オンライン〉Zoomウェビナー:定員500名
【プログラム】
《開会挨拶》
西尾 章治郎 氏 (大阪大学総長、「いのち会議」事業推進協議会 議長)
《博覧会協会からのメッセージ》
石毛 博行 氏 ((公社)2025年日本国際博覧会協会 事務総長、「いのち会議」事業推進協議会 委員)
《趣旨説明》
堂目 卓生 氏 (大阪大学総長補佐、「いのち会議」事業実行委員会 副委員長)
《基調講演》
田中 明彦 氏 (独立行政法人国際協力機構(JICA) 理事長、「いのち会議」事業推進協議会 委員)
《話題提供》
根本 かおる 氏 (国連広報センター 所長)
角元 敬治 氏 (一般社団法人関西経済同友会 代表幹事、株式会社三井住友銀行 取締役副会長、「いのち会議」事業推進協議会 副議長)
池上 清子 氏 (公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 理事長、公益財団法人アジア人口・開発協会 常務理事、「いのち会議」事業推進協議会 委員)
河添 靖宏 氏 (島根県海士町 郷づくり特命担当グローカルコーディネーター)
川和 ニコラ 氏 (持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム政策提言部)
《話題提供者とのパネルディスカッション》
・モデレーター: 堂目 卓生 氏
"「いのち輝く未来社会」(すべてのいのちが輝く社会)とは何か?
それを構築するための必要な考え方、行動とは何か?
いのち会議として2025年、そして2030年に向けて私たちは何を目指すのか?"
《閉会挨拶》
田中 学 氏 (大阪大学理事・副学長、「いのち会議」事業実行委員会 委員)
【主 催】「いのち会議」事業推進協議会
●イベントへの参加申込について
本イベントへの参加は、「いのち会議」公式Webのイベントページにある専用申込フォームから申し込みが必要です。
・「いのち会議」公式 Web URL:
https://inochi-forum.org/
・専用申込フォームURL:
https://forms.gle/daAWX8ewNovpcJCm8
●取材申込について
当日に取材をいただける場合は、下記あてに3月19日(火)13:00までに申込をお願いいたします(社名・記者名・連絡先・お越しになる人数をお知らせください)。
▼本件に関する問い合わせ先
「いのち会議」事務局(大阪大学総務部総務課【SDGs、万博担当】)
E-mail: sdgs-expo2025@office.osaka-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/