BASF、CHINAPLAS 2024で持続可能な添加剤ソリューションを展示

BASF、CHINAPLAS 2024で持続可能な添加剤ソリューションを展示

この資料はBASFが2024年4月3日に上海で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
  • IrgaCycle®でメカニカルリサイクルを促進
  • プラスチックの持続可能性を高める先進的な光安定剤と抗酸化剤
  • 「テックトーク」セッションに登壇、リサイクルにおける添加剤の役割に関して講演
  • BASF出展情報:CHINAPLAS 2024、上海ナショナルエキシビション&コンベンションセンター、ホール7.2 ブースC42


BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、プラスチックおよびゴム産業の主要な展示会であるCHINAPLAS 2024に参加し、さまざまなプラスチック製品の持続可能性を大きく向上させる最新の添加剤を紹介します。これらのソリューションは、耐久性を向上させ、VOC(揮発性有機化合物)とフォギングの排出量を削減、リサイクルされたプラスチックの性能と品質を高めることで、プラスチック業界の顧客が持続可能性への取り組みを達成するのを支援します。

BASF、CHINAPLAS 2024でプラスチック製品の持続可能性を大幅に向上させる最新の添加剤ソリューションを展示


BASFのアジア太平洋地域のグローバルビジネスマネジメント・プラスチック添加剤担当バイスプレジデントである、ヘゼル・スプラフケは次のように述べています。

「CHINAPLAS 2024は、プラスチック業界における持続可能なソリューションの開発、循環型社会への貢献、イノベーションを推進するというBASFのプラスチック・ジャーニーという取り組みをお客様に知っていただく絶好の機会です。」


IrgaCycle®(イルガサイクル)によるメカニカルリサイクルのプロセス改善
使用済みプラスチックを再利用するためにメカニカルリサイクルを行う際、リサイクル材を改善するための添加剤が必要です。台湾のテキスタイルメーカーであるAxroma社は、廃棄された漁網からポリプロピレン(PP)の回収、それを繊維・紡績化しTシャツに加工しています。BASFのIrgaCycle®の利用により、より高いリサイクル率を実現しています。

Teamplas GroupではIrgaCycle®を使用して、カーステレオフレーム用の100%リサイクルペレットを生産し、表面仕上げと熱安定性を向上させています。IrgaCycle®は、リサイクル加工時のストレスを軽減しながら、アップサイクルされたプラスチックトレイから収納容器を製造する家庭用品メーカーに使用されており、これらの容器は欧米の食品接触規制に準拠しています。


プラスチックをより強く、安全で、耐久性を高める添加剤
リサイクル促進の役割だけでなく、プラスチックを持続可能にするためにも添加剤は必要です。自動車のルーフパネルに使用される新たなIrgastab® PUR 71は、ポリオールおよびポリウレタンフォーム生産者にとって持続可能な選択肢であり、車内の空気質を改善し、有害物質を含まず、プラスチックの白度を高め、色変化を防ぎます。

さらに、製品ラインナップに新しく加わったTinuvin® 2730は、優れた光安定性を提供します。これにより、従来の製品を上回り、最大30年間持続するポリプロピレン製浮桟橋の実現を支援します。農業用ハウスフィルム向けの安定剤Tinuvin® NORや、靴底のラテックス安定性を高めるIrgastab®など、その他の活用事例もBASFのブースで紹介します。


貴重なインサイトを得るための絶好の機会
CHINAPLASでの「テックトーク」セッションでは、BASFの専門家が、リサイクル材の含有率の増加とリサイクル材の品質改善におけるプラスチック添加剤の重要な役割についての知見を共有します。また、合成ゴム・エラストマー向けで高い性能を示す酸化防止剤ソリューションも紹介されます。テックトークの詳細は下記URLからご覧いただけます。
https://plastics-rubber.basf.com/global/en/performance_polymers/news-events/Events-Overview/2024/chinaplas-2024/tech-talks.html

「CHINAPLAS 2024は、最新の製品と取り組みを展示するだけでなく、樹脂、コンパウンド、マスターバッチの生産者がプラスチック添加剤技術の未来を体験し、つながり、循環型経済への移行を加速させる新たな機会を見出すグローバルなイベントです」とも、ヘゼル・スプラフケは話しています。


※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。

BASFプラスチック添加剤について
BASFは、プラスチック添加剤を製造するリーディングサプライヤーであり、この分野におけるイノベーションパートナーでもあります。BASFの包括的かつ革新的な製品ポートフォリオには、各種ポリマーおよび成形品、フィルム、繊維、シート、押出成形品などの用途において、加工安定性、耐熱性、耐光性を向上する安定剤などがあります。これらの製品群は、常に分析、評価され、持続可能性に大きく貢献するソリューションに向けて積極的に改良されています。プラスチック添加剤に関する詳細はwww.plasticadditives.basf.com(英語)をご覧ください。

BASFプラスチック添加剤はBASFのパフォーマンス・ケミカルズ部門の一部です。同事業部のポートフォリオには、燃料・潤滑剤ソリューション、油田用化学品、鉱業用ソリューションも含まれます。BASFの革新的なソリューションは、化学品、プラスチック、消費財、エネルギー資源、自動車・輸送など、さまざまな業界のお客様にご利用いただいています。詳細は、http://www.performancechemicals.basf.com(英語)をご覧ください。


BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年のBASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、www.basf.com をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
コミュニケーションズ部
藤本 朋子
TEL: 03-5290-2510
tomoko.fujimoto@basf.com

BASFジャパン広報事務局 (カーツメディアワークス内)
米田、大木、ジェレミー
TEL: 03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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この企業の情報

組織名
BASFジャパン株式会社
ホームページ
https://www.basf.com/jp/
代表者
石田 博基
上場
非上場
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL 日本橋ビル3階
連絡先
03-5290-3000

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