三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都新宿区新宿、代表取締役社長:細谷 惣一郎)は、山梨県北杜市において森林整備および森林教育を推進するため、2024年5月9日に社員による植樹活動を開始いたしました。
▲ 三菱地所ホームの青空オフィス 『YAMANASHI BASE』の記念樹に土掛けをする
(左から)三菱地所ホーム社長・細谷、公益財団法人 山梨県緑化推進機構・鷹野代表理事、三菱地所ホーム専務・花形、北杜市・上村市長。
木造住宅をつくり続けてきた当社は、国内の森林資源の保全やCO2排出量の削減の観点から、国産材の積極活用を推進してきました。特に山梨県においては、国際的な森林認証であるFSC認証を受けた山梨県産材を安定的に調達することにより、新築注文事業の構造材に占める国産材比率は平均80%を超える水準に達しています。国産材の有効活用を通じて国内の森林保全に貢献することで、森林とともに自らも持続的に成長し、未来社会を創造することを目指します。
▲当社設立40周年の記念樹・八重桜
■実施概要
日 時: 2024年5月9日(木)
場 所: 山梨県北杜市須玉町江草長者窪 三菱地所ホームの青空オフィス 『YAMANASHI BASE』
実施内容: 北杜市の協定森林の一部0.5ha内にカラマツ・クリ・サクラ・コブシの苗木の植樹(約900本)
出席者 :
北杜市長 上村 英司様
(公財)山梨県緑化推進機構代表理事・やまなし森づくりコミッション副会長 鷹野 裕司様
やまなし森づくりコミッション シニアアドバイザー 島田 欣也様
有限会社藤原造林 代表者 藤原 正志様、社員
三菱地所株式会社 サステナビリティ推進部 社員
三菱地所ホーム株式会社 代表取締役社長 細谷 惣一郎、社員 合計35名
【三菱地所ホームの「企業の森」活動の概要】
■植樹活動の背景・経緯
山梨県では、地球温暖化防止、水資源のかん養をはじめとした森林の多面的機能を発揮するための森づくり活動を行うため、企業と連携した森林づくり(企業の森)の取り組みを推進しています。当社は、本取り組みの趣旨に賛同し、2023年11月21日にやまなし森づくりコミッションを立会人として、山梨県北杜市、金ヶ岳山外二字恩賜林保護財産区、有限会社藤原造林(本社:山梨県甲斐市、代表取締役:藤原 正志)との間で「森林整備協定」を締結しました。サステナブルな社会の実現、CO2排出量削減、社員の森林教育を目的とした森づくり活動の第一弾として、2024年5月9日に社長をはじめ社員が参加して植樹活動を実施しました。
■森林整備協定の概要
森林の所在:山梨県北杜市須玉町江草長者窪18769番地
面積:2.0ha
活動期間:2023年11月21日~2029年3月31日
主な整備活動:植林、下刈り、 森林・林業体験
実施概要:社員への森林教育と併せて、有限会社藤原造林の社員と協力して森林整備活動を実施
▼森林整備協定締結のプレスリリースはこちら
https://www.mitsubishi-home.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/News_MJH_YAMANASHI_BASE_20231130.pdf
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■北杜市 上村市長のコメント
この度、三菱地所ホームの青空オフィス『YAMANASHI BASE』の植樹活動が本市において催行されましたこと、大変嬉しく思っております。森林は地球上で最も大切な資源の一つで、人間や生き物たちにたくさんの恩恵をもたらしてくれています。貴重な森林資源を保全することは、私たちの未来と地球にとって非常に大切です。北杜市としましても、関係者の皆様と協力しながら自然環境や景観の保全に努め、持続可能な社会の構築に向けて取り組んでまいります。
■当日の当社社長 細谷のコメント
上村市長、山梨県緑化推進機構の鷹野代表理事、この「企業の森」活動の準備を整えてくださった藤原造林の皆様に感謝を申し上げます。当社は木造建築を生業にしている会社ではありますが、普段オフィスで仕事をしているだけでは、実際に木が育っていく姿を目にする機会はありません。本活動を通じて、当社を支えている源流がこの山にあることを社員が理解し、私たちが森林再生に関わることで持続可能な社会を次世代に繋げていくことが大事だと考えております。今日植樹する小さい苗木も、樹齢50年ほどになれば両手で抱えるほどの直径に育つと藤原造林の藤原代表よりお話がありました。長い林業の営みの延長線上に私たちの仕事があることを、参加者一同肌で感じ、伝えていきたいと思います。
■三菱地所ホームの青空オフィス 『YAMANASHI BASE』
2022年6月に開設した新オフィス『TOKYO BASE』では、当社事業の中核的価値の一つである「木」に様々なステークホルダーと社員が触れながら、アイデア創発を行う共創空間を実現しています。森林整備活動の舞台である山梨県北杜市の活動拠点を、山林にある“青空オフィス“として『YAMANASHI BASE』と呼称することとしました。社員はそこで植林活動を行い、林業・木材産業について学びます。
▲植樹活動の様子
▲カラマツの苗木
三菱地所グループは、サステナブルな社会の実現に向けて、長期経営計画2030において「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」を掲げています。三菱地所ホームは高品質・高付加価値な住まいづくりの提案を通じて、社会課題の解決への新たな価値を発信し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります