中央大学は、文部科学省が掲げるアントレプレナーシップ教育の一環として2024年8月16日~9月17日まで、インドのシリコンバレーと呼ばれているベンガルールに拠点を構えるスタートアップ企業でインターンシップを実施するプログラムを開始します。世界最大の人口(約14億人)を抱えるインドで約1か月間暮らし働くことで、インド特有の文化と商習慣を体験し、学生の時代からインド人材と共に協労することでイノベーション創出の原動力となる日印協力を推進する人材輩出を目指します。インドに渡航して現地のスタートアップ企業でインターンシップを行う授業(本派遣プログラム)は、日本国内の大学では初※の実施となります。今後は長期休暇(春・夏休み)を活用して年2回実施していく予定です。また本プログラム参加者の渡航前イベントとして、7月29日(月)に事前学習会(後楽園キャンパス)と8月1日(木)在日インド大使館での壮行会を行います。
※中央大学調べ
■インド スタートアップ企業へのインターンシップ派遣プログラム 概要
派遣日程
2024年8月16日(金)~ 9月17日(火)
派遣場所
インドのシリコンバレー カルナタカ州ベンガルール市
派遣企業
1)企業名: Yulu Bikes Pvt .Ltd .
所在地: ベンガルール
従業員数: 1,250
業種: 交通
事業: 電動スクーターの開発・サービス
関連テクノロジー分野: AI, 自動車工学
ウェブサイト:
https://www.yulu.bike/
2)企業名: Myelin Foundry Pvt .Ltd .
所在地: ベンガルール
従業員数: 41
業種: 工業、エンターテインメント等 (法人向け)
事業: AIソリューション及びプラットフォームの開発
関連テクノロジー分野: AI, IoT
ウェブサイト:
https://www.myelinfoundry.com/
3)その他関連企業
参加者数
10名(理工学部4名、国際経営学部6名)
*うちインドスタートアップ企業でのインターンシップ予定者は2名
※理工学部設置科目「グローバルインターンシップ」及び国際経営学部設置科目「インターンシップ」により単位を付与派遣
研修の目的
・日本政府はIIT(インド工科大学)等からの高度人材獲得を目指しています。大学時代からインド人材との協業を経験することで、異文化理解、民族性と商習慣を理解して、社会人での即戦力になることが期待できます。
・インドのシリコンバレー、ベンガルールに1か月滞在し、世界1位の人口を抱える多民族国家を体感します。世界3位のユニコーン企業数を誇るスタートアップ企業で就労体験、理工学部生はアジャイル型プログラム開発などを学びます。
・米国シリコンバレーと双璧を成すインドのシリコンバレーにおいて、日本では体験できないグローバルエコシステムに身を置き、数々のスタートアップが創出されるインド流メカニズムの仕組みを理解します。
・滞在中はラマイヤ大学の現地学生との交流も実施し、インド文化理解等も深めます。
事前学習
日程:7月29日(月)15:00~16:30
内容:インドの魅力を理解する(インド人講師、本学教員)
場所:後楽園キャンパス6号館7階グローバルラウンジ
インド大使館での壮行会
日時:8月1日(木)11:00~12:00
場所:在日インド大使館
■中央大学のアントレプレナーシップ授業について
理工学部の「グローバルアントレプレナーシップ入門/演習」、商学部の「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」、国際経営学部の「アントレプレナール論」、経済学部の「ベンチャー起業論」、総合政策学部の「ベンチャー経営論」などを開講している。
本プログラムの担当教員 藤井真也が所属する理工学部では2020年より専任教員を配置、2021年より新カリキュラムを新設し、大学入学時より、グローバル目線と語学力を養い、ボーングローバルな新事業創出を目指すスキルを習得する、グローバルアントレプレナーシップ入門/演習科目「グローバルアントレプレナーシップ」教育を開始。授業では、インド流商習慣、インドビジネス成功の秘訣、ジュガードイノベーション、グローバルビジネスプラン作成、効果的なグローバルピッチなどのスキルの習得を目指している。
<本件に関するお問い合わせ>
中央大学理工学部 石川、吉仲、藤井
TEL:03-3817-1738
Email: fse-gs-grp@g.chuo-u.ac.jp
<取材に関するお問い合わせ>
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Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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