ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 潤、以下:SWC)は、総務省の「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)」
※1に採択されました。
本案件で、SWCは佐賀県鳥栖市で「スポーツ施設の多機能化実証:県民の「健康増進拠点」、次世代型スポーツ観戦による「競技力強化拠点」を目指して」の実証事業を開始します。
SWCは本事業を通して、スポーツを軸とした「健康づくり活動」「スポーツ文化の活性化」の実現性を検証します。そして、「住民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」を目指します。
実証事業の概要は下記の通りとなります。
実証概要
実証場所:駅前不動産スタジアム(佐賀県鳥栖市京町812)
実証期間:2024年10月~2025年3月
実証内容(予定):
・ウォーキングXRエンタテインメントを用いた運動習慣づくり
・カメラ、データを用いたサッカー育成年代の競技力向上
・プロスポーツ観戦への新たな視聴体験提供による現地体験価値の創出
参考:総務省「「地域デジタル基盤活用推進事業」―『実証事業』 二次公募の結果―」
リンク:
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000403.html
※1:「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)」では、国が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体などによるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援します。実証事業では、新しい通信技術(ローカル5G、Wi-Fi HaLow、Wi-Fi6E/7等)を活用して地域課題の解決を図る先進的ソリューションの実用化に向けた社会実証の取り組みを支援します。
【実証内容(予定)】
1.ウォーキングXRエンタテインメントを用いた運動習慣づくり
本施策では、AR・MRを活用したエンタテインメントコンテンツを2種類提供する(1周400m程度のコンコースを回遊しウォーキングや運動を促す内容)。希望者に各コンテンツを体験してもらうことで、運動習慣づくり活動に対するエンタテインメントコンテンツの有効性を検証する。
2.カメラ、統計データを用いたサッカー育成年代の競技力向上
本施策では、スポーツ向け映像分析ソリューションを使用し、カメラで撮影した試合時・練習時の様子をAIで自動分析する。チーム全体や選手個人のプレーを統計データとしてフィードバックすることで、育成年代の競技力向上・指導者の指導力向上に寄与できるかを検証する。
3.プロスポーツ観戦への新たな視聴体験提供による現地体験価値の創出
本施策では、スポーツ向け映像分析ソリューションを使用して取得した映像および統計データの活用と、無線カメラを使った映像伝送の検証を行う。
サイネージ・タブレット端末などのデバイスを活用し、リアルタイムであらゆる情報を提供することで、現地観戦・ライブ中継の臨場感に加え、さらに魅力的で新規性のある視聴体験を提供する。