郡山市にてサイバーセキュリティ人材を採用・育成し、人材不足に悩む企業等のセキュリティ運用を担うとともに、福島県内の企業や自治体のセキュリティ強化に取り組む
デロイト トーマツ グループ(本社:東京都千代田区、グループCEO:木村 研一)は、2024年10月に、企業等のサイバーセキュリティ運用を担うふくしまサイバーイノベーションセンター(以下「本センター」)を、福島県郡山市に開設します。
デロイト トーマツ グループの株式会社ウェブレッジ(以下「WR」)内に本センターを設立し、デロイト トーマツ サイバー合同会社(以下「DTCY」)と共同で、本センターの運営を担います。本センターは、サイバーセキュリティ人材の確保と継続的なセキュリティ強化に取り組む企業に対して、SIRT(Security Incident Response Team)運用、セキュリティ監視、システム保守運用を提供することで、企業のセキュリティ強化に貢献します。また、DTCYがサイバーセキュリティ人材の育成を共同で行う協業先に対しても、本センターやDTCYの人材育成プログラムを活用し、セキュリティ強化に寄与していきます。DTCYは今後も協業先ならびにクライアント企業を増やす予定であり、それらの企業の国内海外拠点のセキュリティを効率的、効果的に守る拠点として本センターを運営し、2027年にはサイバーセキュリティ人材100名体制とし、さらに第二、第三の拠点を全国に拡大していきます。
WRは福島県郡山市に本社を構えるIT企業です。本センター開設を契機に、福島や東北地方のIT人材を採用、育成し、地元企業や自治体に対してもセキュリティ運用を提供していきます。この事業を通じ、郡山をITおよびセキュリティ技術の拠点として、関連産業の発展に貢献するとともに、産官学が連携したサイバーセキュリティ運用モデルを創り出していくことを標榜しています。さらに「ふくしまから世界へ」を掲げるWRは、本センターが世界中のサイバーセキュリティの脅威に対応する組織となることを目指していきます。