【本件のポイント】
・阪神・淡路大震災を経験していない世代の甲南女子大学の学生が、当時の記憶や経験をどのように後世に『つなぎ、伝える』のかをテーマに、芦屋市との「震災30年特別番組制作プロジェクト」を行なっている。
・プロジェクトの一環として能登半島地震の被災地で珠洲市長や被災された方々への取材を行い、ボランティア活動を実施した。
2024年9月13日〜15日の3日間、芦屋市との「震災30年特別番組制作プロジェクト」に参加している甲南女子大学 文学部 日本語日本文化学科の2、3年生の5名とオブザーバーとして参加した2名の4年生が、1月に発生した能登半島地震の被災地である石川県珠洲市にて番組制作の一環として取材を行い、ボランティア活動を実施しました。
【9月13日の活動】
・島の一部が震災で崩落した観光地の見附島を視察。
・珠洲市役所にて泉谷満寿裕市長・吉木充弘教育長へ、震災当時の状況や、復旧・復興、福祉・女性問題に関する見解について、インタビュー。
・珠洲市の復興のための力になりたいと、珠洲市にUターンした慶應義塾大学の学生の安宅佑亮さんらと懇談し、珠洲市への思いなどを伺う。
【9月14日の活動】
・ボランティア活動として、珠洲市内に設置された仮設住宅である蛸島団地に入居している被災者の方々に、被災当時の話を伺いながらハンドトリートメントを実施。
・珠洲市の宝立地区の避難所で、運営・管理者の方へインタビュー。津波発生時の状況や、避難所で女性に起こる問題やメンタルケア等について伺う。
・津波で半壊した家屋を視察。
・社会福祉法人 すず椿・長寿園の施設長の方にインタビュー。被災時の様子や、津波からの避難の状況、施設の入居者へ防災教育等について伺う。
・市内でのボランティア活動の拠点である「ボラキャンすず」にてインタビュー。ボランティア活動に参加されている方に活動の様子や、ボラキャンの状況について伺う。
・市内の正院地区で行われていたキリコ祭りを見学し、現地の方と触れ合う。
【9月15日の活動】
・前日に訪問した仮設住宅に再度伺い、仮設住宅の中を見学。
・道の駅「すずなりの里」で同世代の女性にインタビュー。地元の状況について、震災が発生した際にどこにいて、何をしていたか等を伺う。
3日間という短期間でしたが、学生たちは様々な思いを胸に珠洲市を後にしました。今回の取材と経験をもとに、震災30年特別番組の制作が続けられます。
▼本件に関する問い合わせ先
甲南女子大学 入試部 入試・広報課 (広報部門)
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メール:koho@konan-wu.ac.jp
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